特許
J-GLOBAL ID:200903043373342234

フルオロシリコーンエラストマーの安定化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-025389
公開番号(公開出願番号):特開平7-252421
出願日: 1995年02月14日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の燃料に接触するシール等部材として適するように、酸素化燃料との接触による分解に対してフルオロシリコーンエラストマーを安定化させる方法に関する。【構成】 a)フルオロシリコーンエラストマー基剤に耐抽出性の緩衝剤を添加し、フルオロシリコーンエラストマー基剤は、パーフルオロアルキル含有ポリジオルガノシロキサンと強化用シリカフィラーを含み、パーフルオロアルキル含有ポリジオルガノシロキサンの繰り返し単位の少なくとも90モル%は式RCH2CH2(CH3)SiOで表せられ、パーフルオロアルキル含有ポリジオルガノシロキサンの10モル%までの繰り返し単位は式R'2SiOで表せられ、b)耐抽出性の緩衝剤を含むフルオロシリコーンエラストマー基剤を硬化させてフルオロシリコーンエラストマーを形成する。
請求項(抜粋):
酸素化燃料との接触による分解からフルオロシリコーンエラストマーを安定化させる方法であり、次の過程を含んでなる方法:a)フルオロシリコーンエラストマー基剤に耐抽出性の緩衝剤を、耐抽出性の緩衝剤とフルオロシリコーンエラストマー基剤の合計重量の0.06〜10重量%の範囲の量で添加し、フルオロシリコーンエラストマー基剤は、パーフルオロアルキル含有ポリジオルガノシロキサンと強化用シリカフィラーを含み、パーフルオロアルキル含有ポリジオルガノシロキサンの繰り返し単位の少なくとも90モル%は式RCH2 CH2(CH3)SiOで表せられ、パーフルオロアルキル含有ポリジオルガノシロキサンの10モル%までの繰り返し単位は式R'2SiOで表せられ、ここでRは炭素数が1〜10のパーフルオロアルキル基であり、各々のR' はメチル、フェニル、ビニルより独立して選択され、b)耐抽出性の緩衝剤を含むフルオロシリコーンエラストマー基剤を硬化させてフルオロシリコーンエラストマーを形成する。
IPC (4件):
C08L 83/08 LRS ,  C08K 3/00 ,  C08K 5/00 ,  C08K 7/10

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