特許
J-GLOBAL ID:200903043378190645

ダブルカルダンジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-270614
公開番号(公開出願番号):特開2001-090742
出願日: 1999年09月24日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 芯金を用いたりかしめ工程を必要とすることなく、しかもグリースの注入時に脱落する恐れのないベントを備え、低コストで信頼性に富んだダブルカルダンジョイントを提供する。【解決手段】 ダブルカルダンジョイントの球面軸受5に隣接して設けられるグリース溜め6の壁体31に、グリース溜め6の内側から、弾性材料のみからなる一体成形体のベント7を装着し、このベント7のリップ部7bがグリース溜め6の内側において壁体31に接触するようにすることで、グリース溜め6内の圧力増大時に装着方向と逆向きの力が作用して脱落の恐れをなくする。
請求項(抜粋):
カップリングヨークの両端部に、それぞれクロスベアリングを介してソケットヨークおよびピンヨークが連結され、かつ、そのソケットヨークとピンヨークの先端部どうしが、上記カップリングヨークの内側に配された球面軸受によって連結されているとともに、その球面軸受のソケットヨーク側の端部に隣接して、当該ソケットヨークに形成された壁体により封止されてなるグリース溜めが形成され、かつ、その壁体には通気用のベントが装着されたダブルカルダンジョイントにおいて、上記ベントが弾性材料のみからなる一体成形体であり、かつ、上記壁体に対してグリース溜めの内側から取り付けられ、かつ、当該ベントに形成されたリップがグリース溜めの内側において上記壁体に接触することを特徴とするダブルカルダンジョイント。

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