特許
J-GLOBAL ID:200903043394778628

自動変速機のダウンシフト制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-342305
公開番号(公開出願番号):特開平11-159609
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 燃料消費を悪化させずに、コーストダウンシフト時のショックや異音を防止する。【解決手段】 コースト状態で例えば第3速から第2速へのダウンシフトの変速指令が出ると、変速終了時の車速を予測するとともに、アイドル時のエンジン回転数を基に変速終了時の駆動力がドライブとなるような車速範囲を禁止領域として定める。予測車速が禁止領域となるとき、すなわち(b)のように変速終了時点Pで駆動力が正となるときは、その次の低速段への変速指令まで当該コーストダウンシフトを禁止する。これにより、(c)のように、時間経過して第1速への変速に移行すると、駆動力0の状態の間に当該変速が終了し、駆動系ワンウエイクラッチにおけるショックや異音が防止される。
請求項(抜粋):
駆動系にエンジンからの駆動力を車輪側へ伝達し車輪側からの逆駆動力に対しては空転するワンウエイクラッチと該ワンウエイクラッチと並列の油圧クラッチとを備え、車速に基づいて変速段を決定する自動変速機のダウンシフト制御装置であって、アイドル時のエンジン回転数に基づいて、コーストダウンシフトを禁止する車速領域を求める禁止領域決定手段と、変速終了時の車速を予測する変速終了時車速予測手段と、コーストダウンシフトの変速終了時の車速が前記コーストダウンシフトを禁止する車速領域にあるか否かを判断する変速状態判断手段とを有し、変速終了時の車速がコーストダウンシフトを禁止する車速領域にあるときは、当該コーストダウンシフトを禁止する制御を行なうことを特徴とする自動変速機のダウンシフト制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/16 ,  F16H 59:44

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