特許
J-GLOBAL ID:200903043396017047
画像読み取り装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-185795
公開番号(公開出願番号):特開2000-019664
出願日: 1998年07月01日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 蛍光画像を読み取ることができ、感度を簡易に設定することのできる画像読み取り装置を提供する。【解決手段】 レーザ光13のパワーを光電的に検出して、増幅する第1の光検出増幅器9と、画像担体上をレーザ光で走査して、画像担体に含まれる蛍光物質を励起する走査手段16と、レーザ光を第1の光検出増幅器に入射する成分と走査手段に入射する成分とに分ける分光手段8と、レーザ光によって励起され、画像担体から発せられた蛍光を分光手段を通じて、光電的に検出して、増幅する第2の光検出増幅器31と、第1の光検出増幅器または第2の光検出増幅器が出力するアナログ信号をディジタル値に変換するA/D変換手段35を備える。
請求項(抜粋):
レーザ光を発するレーザ光源と、レーザ光のパワーを光電的に検出して、増幅する第1の光検出増幅手段と、画像担体上をレーザ光で走査して、画像担体に含まれる蛍光物質を励起する走査手段と、レーザ光を前記第1の光検出増幅手段に入射する成分と前記走査手段に入射する成分とに分ける分光手段と、レーザ光によって励起され、画像担体から発せられた蛍光を前記分光手段を通じて、光電的に検出して、増幅する第2の光検出増幅手段と、前記第1の光検出増幅手段あるいは前記第2の光検出増幅手段が出力するアナログ信号をディジタル値に変換する少なくとも一つのA/D変換手段と、外部よりディジタル値を入力する入力手段と、ディジタル値を記憶する記憶手段と、前記A/D変換手段あるいは前記記憶手段が出力するディジタル値を用いて、所定の演算をおこなう演算手段と、所定の基準光を発する基準光源と、前記基準光を前記分光手段を通じて、前記第2の光検出増幅手段に入射させる導光手段と、蛍光体層を備え、特定の波長域のレーザ光に対して、一定の効率で蛍光を発する標準蛍光板とを備え、基準パワーのレーザ光を前記第1の光検出増幅手段および前記A/D変換手段を用いて検出したときに得られるべき第1の基準ディジタル値(Pr )と、前記基準パワーのレーザ光によって前記標準蛍光板を励起し、第1の増幅率を用いて、前記第2の光検出増幅手段により検出、増幅したときに、前記A/D変換手段から得られるべき第2の基準ディジタル値(Fr )と、前記基準光源の前記基準光を前記分光手段を通じて、前記第2の光検出増幅手段に入射させ、前記第1の増幅率を用いたときに、前記A/D変換手段から得られるべき第3の基準ディジタル値(Lr )とを決定して、前記記憶手段に記憶させ、前記標準蛍光板を画像担体として読み取る際に、レーザ光のパワーを前記第1の光検出増幅手段および前記A/D変換手段を用いて検出し得られた第1の計測ディジタル値(P0 )を記憶させ、前記標準蛍光板の蛍光を、前記第1の増幅率を用いて、前記第2の光検出増幅手段により検出、増幅したときに、前記A/D変換手段から得られる第2の計測ディジタル値(F0 )を記憶させ、通常の画像担体を読み取る際には、レーザ光のパワーを第3の計測ディジタル値(P)として計測し、前記基準光源の前記基準光を、前記第1の増幅率とは異なる第2の増幅率を用いて、前記第2の光検出増幅手段により検出、増幅し、前記A/D変換手段から、第4の計測ディジタル値(F)として計測し、前記基準ディジタル値(Pr )、前記第2の基準ディジタル値(Fr )および前記第3の基準ディジタル値(Lr )、前記第1の計測ディジタル値(P0 )および前記第2の計測ディジタル値(F0 )ならびに前記第3の計測ディジタル値(P)を用い、前記入力手段を通じて入力された感度(S)に基づき、式(1) にしたがって、目標ディジタル値(Ft )を算出して、記憶させ、前記第4の計測ディジタル値(F)と前記目標ディジタル値(Ft )が一致するまで、前記第4の計測ディジタル値(F)の計測と前記目標ディジタル値(Ft )の算出を繰り返し、増幅率を決定する感度設定手段を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。Ft =S×Lr ×(F0 /Fr )×(Pr /P0 )×(P/P0 )・・・(1)
IPC (2件):
FI (2件):
G03B 42/02 B
, G21K 4/00 L
Fターム (6件):
2G083AA03
, 2G083BB04
, 2G083BB05
, 2G083CC02
, 2G083DD02
, 2H013AC03
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