特許
J-GLOBAL ID:200903043397170868

列車運転計画方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011374
公開番号(公開出願番号):特開平6-219282
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 解析的な方法を複雑な条件下においても最大限に活用することにより、最適性を持ち、しかも、外乱やダイヤの変更などに強い列車自動運転方法を実現するような、列車運転計画を作成する方法を提供する。【構成】 走行条件が場所ごとに変化するような区間を、走行条件が変化する毎に区切ることにより、それぞれ一定の走行条件を持ついくつかの小区間に分割し(101)、それぞれの小区間内に関しては、理論により導かれた方法により運転計画を行ない、実際の運転もそれに沿って行なう(109)。そして、各小区間の境界通過時の速度、時間などの条件の組合せのなかから、最適なものを選択する際にだけ動的計画法による数値的な解法を用いる(118)。【効果】 最適性を持ち、しかも、外乱やダイヤの変更などに強い列車自動運転方法を実現するような、列車運転計画を作成することができる。
請求項(抜粋):
走行条件が場所ごとに変化する、所定の区間を走行する列車の運転計画を、該区間に入るときの速度、時間などの走行条件と、該区間を出るときの速度、時間などの走行条件とが与えられたときに、決定する方法であって、上記区間を、走行条件が変化する毎に区切ることにより、それぞれ一定の走行条件を持ついくつかの小区間に分割しておき、該小区間に入るときの速度、時間などの条件と、該小区間を出るときの速度、時間などの条件とを任意に与えたときに、該小区間内の列車の運転方法と評価値を一意に決定する方法を設定しておき、各小区間の境界通過時の速度、時間などの条件の組合せのなかから、上記評価値を用いて、走行区間全体の評価値を最小にするような上記条件の組合せを選択し、該組合せと、上記方法により決定された、上記各小区間内の列車の運転方法とを用いて、走行区間全体の列車の運転計画を決定する、列車運転計画方法。

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