特許
J-GLOBAL ID:200903043399920643

スケジューリング方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-101324
公開番号(公開出願番号):特開平10-293784
出願日: 1997年04月18日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】計画条件・計画目標の変化に対して柔軟な解作成をする生産・交通スケジューリングシステムを提供することである。【解決手段】ステップ0103において、操作手順に関する制約0102を生成し、操作の資源割当の組合せを確率的に調整するステップ0106と、操作の必要資源の時間的競合を解消してスケジュールの解候補を作成するステップ0107と、作成された解候補を評価して評価値を算出するステップ0108と、算出された評価値を上記の資源割当の確率的調整ステップ0106にフィードバックするステップ0109を繰り返してスケジュールの最適解探索処理を行うステップ0105でスケジュールを表す解0113を作成し、解の表示とオペレータによる編集ステップ0114で解の表示と出力とデータ修正と解探索の再実行の指示をおこなう。
請求項(抜粋):
操作集合Oは、必須操作集合Wと補助操作集合VからO≡W∪Vと構成される順序関係≦を持つ半順序集合で、要素opは資源集合Rの要素である資源rと時刻集合Tの要素である開始時刻stと時刻集合Tの要素である終了時刻ftを属性として持ち、仕事Ji(i=1,2,・・・)は、Ji⊂Wである全順序部分集合で、全ての要素の属性が未割当で、J1∩J2∩・・・=φであり、仕事JiのスケジュールSiは、Ji⊂Si⊂Oである全順序部分集合で、全ての要素の属性が割当済みで、S1∩S2∩・・・=φであり、与えられた全ての仕事のスケジュールSall≡S1∪S2∪・・・を作成する情報処理装置を利用するスケジューリング方法であって、(1)入力された仕事データから、各仕事が使用可能な操作と操作間の順序を示す操作手順に関する制約を、操作を節点とする有向ネットワークとして生成するステップと、(2)操作の資源割当の組合せを確率的に調整するステップと、(3)操作の必要資源の時間的競合を解消して全ての仕事のスケジュールの解候補を作成するステップと、(4)ステップ(3)の実行により得られた解候補を評価して評価値を算出するステップと、(5)ステップ(4)の実行により得られた評価値を上記の資源割当の確率的調整ステップにフィードバックするステップと、(6)解候補の最適解探索処理を上記のステップ(2)〜(5)をを繰り返すことにより行なうステップと、(7)最適化の結果得られた全ての仕事のスケジュールを表す解を表示してオペレータが編集するステップとを有することを特徴とするスケジューリング方法。

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