特許
J-GLOBAL ID:200903043402454489

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-303906
公開番号(公開出願番号):特開平5-121083
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】本発明は、冷却媒体の循環の必要がなく、小型で起電部品表面の温度勾配を自動的に感知して作動し、起電部品表面の温度を均一にする燃料電池を提供することにある。【構成】本発明は、起電部品1と該起電部品に燃料ガス7および酸化剤ガス6を互いに隔てて供給するセパレータ5とを交互に積層してなる燃料電池において、ヒートパイプ10を備えた冷却装置を前記積層体内に介装することによって起電部品の高温部の熱量を除去して起電部品面内の温度分布を均一にするように構成しているので、ガスの温度が上昇すると自動的にヒートパイプ10が作動し、ガス高温部から低温部へ熱を輸送する。したがって起電部品表面の高温部は冷却され、低温部は加熱されることになり、ガスの温度は上流から下流まで均一に近付くので、起電部品表面の温度分布をより均一にすることができる。
請求項(抜粋):
起電部品と該起電部品に燃料ガスおよび酸化剤ガスを互いに隔てて供給するセパレータとを交互に積層してなる燃料電池において、ヒートパイプを備えた冷却装置を前記積層体内に介装することによって起電部品の高温部の熱量を除去して起電部品面内の温度分布を均一にするように構成したことを特徴とする燃料電池。

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