特許
J-GLOBAL ID:200903043406034867

直交変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-023102
公開番号(公開出願番号):特開平6-237276
出願日: 1993年02月12日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 I チャネル側と Qチャネル側とに各々ディジタルフィルタを用いるが全体として其の回路規模が小さな直交変調器を提供する。【構成】 ディジタルフィルタ11,21を通した Iチャネルと Qチャネルの出力を、D/A変換器12,22 で変換し、フィルタ13,23 で高調波成分を除去し、調整器14,24 で振幅を揃える処理をした後、局部発振器30の出力を互の位相差が90度の二信号に分配(31)し位相補償(32)した各信号と乗算(15,25)し其の乗算出力を合成(40)した直交変調器において、位相補償を止めて分配のみとし、其の二つの出力I,Qの位相角が90 ゚から角度θだけ位相外れしている場合は、I チャネル側のD/A 変換器12の入力I ′を、ディジタルフィルタ21の出力Q に tanθを乗算(1) した出力 Qtan θとディジタルフィルタ11の出力I とを加算(2) した値とし、Qチャネル側のD/A 変換器(22)の入力Q ′を、ディジタルフィルタ21の出力Q に 1/ cosθを乗算(3)した値とする。
請求項(抜粋):
入力の Iチャネルと Qチャネルの二系統のディジタルデータの各々のディジタルフィルタ(11,21) を通した出力を、D/A変換器(12,22)でアナログ信号に変換し、フィルタ(13,23)で高調波成分を制限し、調整器(14,24)で振幅を揃えるなど必要な信号処理をした後、局部発振器(30)の出力の搬送波信号を互の位相差が90度の二信号に分配(31)し位相補償(32)する90 ゚位相器(300)の出力の各搬送波信号と夫々乗算(15,25)し其の二つの乗算出力を合成(40)し4相 PSK波等の直交変調波を得る直交変調器において、前記90 ゚位相器(300) の位相補償器(32)の使用を止めて90 ゚分配器(31)のみとし、其の90 ゚分配器(31)の二つの出力I,Qの位相角が所定の直角90 ゚から角度θだけ位相外れしている場合は、I チャネル側のD/A 変換器(12)の入力I ′を、Q チャネル側のディジタルフィルタ(21)の出力Q に tanθを乗算(1)した出力 Qtan θと Iチャネル側のディジタルフィルタ(11)の出力I とを加算(2) した値(I′= I + Q tan θ)とし、Q チャネル側のD/A 変換器(22)の入力Q ′を、Q チャネル側のディジタルフィルタ(21)の出力Q に 1/ cosθを乗算(3) した値(Q′= Q/cos θ)としたことを特徴とする直交変調器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭46-023239
  • 特開昭63-209761

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