特許
J-GLOBAL ID:200903043412987744

非同期転送モード通信システムおよびそのセル分解装置ならびに非同期転送モード通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-157654
公開番号(公開出願番号):特開平9-008816
出願日: 1995年06月23日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】ATM セルを転送する際に所定のビット長を有するルーティングビットの冗長性を取り除いてルーティングを高速に処理する。【構成】分離回路102 は、受信したATM セルを仮想パス識別子VPI および仮想チャネル識別子VCI を含むルーティングビット502 と、他の残りのヘッダ504,506,508 と、ペイロード部600 に分離する。分離されたルーティングビット502は、VPI/VCI バッファ104 に順次蓄積された後に、順次読み出されて比較回路108 に供給される。比較回路108 は、読み出されたルーティングビット502 の未使用ビットとチェックビットバッファ106 からのチェックビットとを比較して、その一致/不一致を検出する。この際、チェックビットバッファ106 には送信側ノードとの間にて設定された未使用ビットと同じビット値のチェックビットがあらかじめ格納されている。比較の結果、不一致の場合にはセルは廃棄され、一致した場合には、後段のルーティング処理にて使用ビットのみを用いて高速にルーティングを行なう。
請求項(抜粋):
情報を固定ビット長のセルに組み立てて、これら固定長セルをそれぞれのノード間にて情報量および方路に応じて設定した仮想パスおよび仮想チャネルを介して転送する非同期転送モード通信システムにおいて、該システムは、セルのヘッダに固定ビット長の仮想パス識別子および仮想チャネル識別子を含むルーティングビットを付加して固定長セルを組み立てるセル組立手段と、他ノードから受けた固定長セルからヘッダを分離して、そのルーティングビットを解析するヘッダ分離手段と、該ルーティングビットに基づいてセルのルーティング処理を行なうルーティング手段とを含み、前記ヘッダ分離手段は、分離したヘッダのうち、仮想パス識別子および仮想チャネル識別子を含むルーティングビットを順次蓄積する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に蓄積されたルーティングビットの正常性を確認するためのあらかじめ設定されたチェックビットを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段からのルーティングビットと前記第2の記憶手段からのチェックビットとを順次比較する比較手段とを有し、該比較手段は、前記第1の記憶手段からのルーティングビットのうち自ノードにて使用されない仮想パス識別子および仮想チャネル識別子の複数のビットと前記チェックビットとを比較して、その一致または不一致を検出し、該システムは、前記比較手段の結果が不一致の場合に固定長セルを廃棄し、一致した場合に仮想パス識別子および仮想チャネル識別子の使用ビットに基づいて前記ルーティング手段にてルーティング処理を行なうことを特徴とする非同期転送モード通信システム。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 E ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/20 G

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