特許
J-GLOBAL ID:200903043430728322

ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-051971
公開番号(公開出願番号):特開平11-247910
出願日: 1998年03月04日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 水平取り付け状態のキャリパ本体にカバー部を脱着する場合も、カバー部から偏心カムが落下しないようにしてブレーキの保守性を向上させる。【解決手段】 ブレーキ操作時はロッド32aが進出し、スリーブ31およびカムレバー25aを介しカム本体25をニードルころ軸受28の軸線周りに対応方向へ回転させる。これにより、カム本体25の偏心配置されたストラット押動子26は旋回運動によりストラット6を左行させ、インナパッド4をディスクロータ1に押圧し、その反力で偏心カム7がキャリパ3を逆方向へ変位させ、アウタパッド5をディスクロータ1の対応面に押圧する。キャリパ3の水平取り付け状態で保守のためカバー部9をキャリパ本体8に対して脱着する場合、偏心カム7は、カムレバー25a上の突起25bが固定アンカー24に引っ掛かって落下を防止され、ブレーキ装置を取り外すことなく保守を行うことができる。
請求項(抜粋):
ディスクロータの外周を跨いで配置され、ブレーキパッドをディスクロータに押圧するためのストラットを摺動自在に嵌合されたキャリパ本体と、該ストラットに対向する固定アンカーを有し、キャリパ本体のストラット設置側端部における開口を塞ぐカバー部とを着脱可能に結合して構成したキャリパを具え、前記ストラットと対向する固定アンカーの面に、前記ディスクロータの平面に対して平行な半円筒軸受を介し偏心カムを当てがうと共に、該偏心カムを前記ストラットおよび固定アンカー間に挟み、該偏心カムを、偏心カムから径方向へ延設したカムレバーの先端を押して前記半円筒軸受の中心線周りに回動させることにより、該偏心カムのカム作用で前記ストラットを介しブレーキパッドをディスクロータに押圧するようにしたディスクブレーキ装置において、前記キャリパの水平取り付け状態で前記キャリパ本体に対し前記カバー部を脱着する際にも、前記偏心カムおよびカムレバーが前記カバー部から自重で落下することなく該カバー部と共に移動し得るよう、カムレバーおよびカバー部間に係止手段を設けたことを特徴とするディスクブレーキ装置。
IPC (3件):
F16D 65/18 ,  F16D 55/224 104 ,  F16D 65/00
FI (3件):
F16D 65/18 C ,  F16D 55/224 104 A ,  F16D 65/00 E

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