特許
J-GLOBAL ID:200903043430975311

鋼鋳片の熱間圧延時の表面疵防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072803
公開番号(公開出願番号):特開平7-256306
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 割れ感受性の高い鋼種の鋳片を熱間圧延する際の表面疵を防止する。【構成】 連続鋳造された鋼鋳片を加熱後熱間圧延するに先立ち、該鋳片の表面温度をAr3 -50°C以下の温度に一旦冷却する。その後、Ac3 +50°C以上液相線温度以下の温度まで100°C/分以上の速度で鋳片表面を加熱した後、直ちにAr3 -50°C以下Ar3 -250°C以上の温度に100°C/分以上の冷却速度で冷却する。その後、加熱して熱間圧延する。【効果】 熱間圧延前の組織を微細化し、炭、窒化物を均一に析出させることができる。加熱時や熱間圧延温度域の熱間延性を改善し、炭、窒化物の析出による粒界脆化を抑制して加熱時や熱間圧延での表面疵の発生を防止する。
請求項(抜粋):
連続鋳造された鋼鋳片を加熱後熱間圧延するに先立ち、該鋳片の表面温度をAr3 -50°C以下の温度に一旦冷却した後、Ac3 +50°C以上でかつ液相線温度以下の温度まで100°C/分以上の速度で鋳片表面を加熱した後、直ちにAr3 -50°C以下でかつAr3 -250°C以上の温度に100°C/分以上の冷却速度で冷却する工程を設けたことを特徴とする鋼鋳片の熱間圧延時の表面疵防止方法。
IPC (6件):
B21B 1/46 ,  B21B 3/00 ,  B22D 11/12 ,  B22D 11/124 ,  C21D 6/00 ,  C21D 9/00 101

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