特許
J-GLOBAL ID:200903043432128241

窒化珪素質焼結部材、セラミックボール及びボールベアリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-271915
公開番号(公開出願番号):特開2001-146480
出願日: 2000年09月07日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】 外観色の異なる欠陥や異物の識別が容易であり、検査精度を高めることができる窒化珪素質焼結部材と、それを用いたセラミックホ ゙ールとを提供する。【解決手段】 窒化珪素質焼結部材の表面の外観明度VSを3.0〜9.0とすることで、その表面、特に研磨表面の検査を行う際に、ホ ゚アカケあるいはキレなどの欠陥と、これとは外観色の異なる異物等とのいずれに対しても識別しやすい背景色が実現され、自動外観検査機等による検査精度を向上させることができる。セラミックス部品の研磨加工後表面の金属異物やホ ゚ア等の欠陥を検査する際には、背景をなす母材と異物あるいはホ ゚ア等とを色差あるいは明度差により識別する。金属異物は実体顕微鏡あるいは金属顕微鏡の偏向観察等で黒色に近い外観色にて観察され、また内部ホ ゚アおよびキレは白色に近い外観色にて観察される。背景部分の外観明度VSが3.0〜9.0であれば、金属異物やホ ゚ア等が存在する部分において、背景色がそれらの中間色に近くなり、これとは外観色の異なる異物及びホ ゚ア等のいずれに対しても明確なコントラストが生ずるから容易に判別検査することができる。
請求項(抜粋):
窒化珪素を主成分に構成され、かつJIS-Z8721に規定された色の表示方法における明度をVSとしたときに、少なくとも表面の外観明度VSが3.0〜9.0となっていることを特徴とする窒化珪素質焼結部材。
IPC (2件):
C04B 35/584 ,  F16C 33/32
FI (2件):
F16C 33/32 ,  C04B 35/58 102 G
引用特許:
審査官引用 (5件)
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