特許
J-GLOBAL ID:200903043432165490

合成樹脂製のろ過エレメント

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-086081
公開番号(公開出願番号):特開2000-279713
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 各種の薬液や純水を処理するろ過エレメントとして、殺菌のため高温の蒸気に晒してもろ材を無理に引張ることなく、歪みを生じないようにする。【解決手段】 ポリアミド又はポリスルフォンからなる多孔質の薄膜の両面にポリエステルの網材などの保形材を重ね合せて、筒状に形成したろ材11の内外に嵌挿するポリプロピレン製の多孔の内筒12及び外筒13を上下の部分に二分し、上下の筒体の間に隙間をおくようになし、そして上下の内筒12は、接続子15の上下両側に設けた扁平な係合片15cを各内筒の通孔12aに縦方向に隙間があるように係止させて連結し、上下端に端板14A,14Bを固着した上で容器17中に収容し、殺菌のため容器17中に高温の蒸気を通した際、膨張係数の大きな内外筒12,13をろ材11に関係なく自由に伸びれるようにして、ろ材11を無理に引張らないようにする。
請求項(抜粋):
合成樹脂からなる多孔質の薄膜の両面に、合成樹脂製の網材又は不織布からなる保形材を重ね合せて菊花形筒状に形成したろ材の内側及び外側に、多数の通孔を有し、前記多孔質膜より熱膨張率の大きい合成樹脂からなる内筒又は外筒を嵌挿し、その上下の端部に合成樹脂製の環状の上端板又は盲円板状の下端板を溶着するろ過エレメントにおいて、上記内筒及び外筒を筒状ろ材の半分高さより若干小さな高さの上下の部分に区分し、上記上下の内筒を、その内筒に直径的に対をなして設けた角形状の通孔に外方に突出することなく縦方向に隙間をおいて係止する係合片を上下両側に備えた接続子によって連結して、上記筒状ろ材の内側に嵌挿配置するようにしたことを特徴とする合成樹脂製のろ過エレメント。
FI (2件):
B01D 29/06 520 A ,  B01D 29/06 520 D

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