特許
J-GLOBAL ID:200903043432196042

ボイラ用耐摩耗複層鋼管およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-191242
公開番号(公開出願番号):特開平7-041911
出願日: 1993年08月02日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】優れた複層鋼管とその製造方法の提供。【構成】 (1)内層がボイラ用鋼管であり、外層がC:0.3〜1.2 %、Si:1.0%以下、Mn:10〜25%、Cr:15%以下、Mo:3%以下、Al:1%以下、N:0.3%以下の溶製材高マンガン鋼であるボイラ用耐摩耗複層鋼管。この外層鋼はNiを3%以下で含むことができる。(2)上記(1) の化学組成の溶製材から製造された高マンガン鋼管と、その内側のボイラ用鋼管とからなる複合ビレットを組立てた後、熱間押出加工してクラッド鋼管を製造し、次いで熱処理後、冷間加工で外層の高マンガン鋼管に表面硬化層を形成させる上記(1) の複層鋼管の製造方法。この冷間加工では、熱処理後直管の状態で、または曲げ加工後、ショットピーニング加工とすることができる。【効果】石炭火力発電ボイラに要求される耐エロージョン性、伝熱効率および施工性に優れた複層鋼管を容易に得ることができる。この外層鋼管は、Niを含有させると、高温長時間保持後も高い延性を有する。
請求項(抜粋):
内層がボイラ・熱交換器用鋼管であり、外層が重量%で、C:0.3〜1.2 %、Si:1.0%以下、Mn: 10〜25%、Cr: 15%以下、Mo:3%以下、Al:1%以下およびN:0.3%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、不純物中のPは0.01%以下、Sは0.005 %以下の溶製材高マンガン鋼であることを特徴とするボイラ用耐摩耗複層鋼管。
IPC (5件):
C22C 38/00 302 ,  B21C 23/22 ,  B23K 20/00 360 ,  C21D 8/10 ,  F22B 37/04

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