特許
J-GLOBAL ID:200903043432827522

電磁弁及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-227932
公開番号(公開出願番号):特開平5-071660
出願日: 1991年09月09日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 電磁弁の組立の自動化、製造コストの低減、弁体動作の応答性の向上を図り、主要部品の最終組立時に弁体駆動用プランジャの移動ストロークを調整可能にする。【構成】 弁体付きプランジャ3の両端をアウターヨーク1,インナーヨーク2に設けた軸受6,12により支持する。軸受6は弁座7と共に電磁弁外側から組付けされる。この組付け方向と一致させて、インナーヨーク2をベースとしつつ軸受12,筒状部材5,電磁コイル4,アウターヨーク1,戻しばね11等を順次組付ける構造とする。主要部品の最後に軸受6と弁座7を組付ける。弁座7はヨーク1の一部を冷間塑性流動してシール結合される。ヨーク1,2も冷間塑性流動結合され、それにより筒状部材5に圧縮応力が残留することで部材5両端全周がヨーク1,2に圧着し耐圧シールを形成する。
請求項(抜粋):
アウターヨークとインナーヨークとを結合して電磁弁本体の外殻を構成し、電磁弁本体内に軸受を介して弁体付きプランジャを軸方向に移動可能に組み込むと共に、この弁体付きプランジャの移動空間の周囲に配置されて該弁体付きプランジャに駆動力を付与する電磁コイル、前記弁体付きプランジャの移動空間と前記電磁コイルの収納部との間をシールして仕切るための筒状部材、前記弁体に対する弁座及び戻しばねを備えて成る電磁弁において、前記軸受は前記弁体付きプランジャの軸方向の両端を支持するようその一方の軸受が前記アウターヨーク側に、他方の軸受が前記インナーヨーク側に配置され、前記アウターヨークに前記プランジャ移動空間に通じる嵌合穴を設けて、この嵌合穴に前記弁座が前記アウターヨーク側の軸受と共に電磁弁外殻の外側から組付けられ、この弁座の組付けは、前記嵌合穴周縁を冷間塑性流動させて弁座外周を冷間塑性流動により緊縛シール結合してなされ、且つ電磁弁の前記構成部品のうち、前記アウターヨーク,インナーヨーク及びこれらと別体の部品(以下、別体品とする)は、前記インナーヨークをベースとして、前記アウターヨーク及び前記別体品が所定の順序で順次同一方向から組付け可能な形状及び構造で、この一連の組付けの最後が前記アウターヨーク側の軸受及び弁座とした組付構造として成ることを特徴とする電磁弁。
IPC (2件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-127935

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