特許
J-GLOBAL ID:200903043438804249
交流モータのサーボ制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-192180
公開番号(公開出願番号):特開平6-038544
出願日: 1992年07月20日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 電力用半導体素子を確実かつ簡単に過熱保護する。【構成】 損失発生のメカニズムに合わせた損失及び温度上昇の推定を行なう。具体的には、パワートランジスタとヒートシンクとの接触部の温度上昇△Tf-aを推定する一方で、ラン/ロック検出回路26によりモータ1の動作状態を検出し、検出結果に応じて、最大損失を発生するパワートランジスタの温度上昇△Tj-f を推定する。推定値△Tf-a により過負荷状態を検出する一方で、△Tj-f+△Tf-a により素子の過熱破壊を防止する。【効果】 ラン/ロック状態にかかわらず確実に過熱保護できる。
請求項(抜粋):
交流モータの駆動電流をヒートシンク上に設けた電力用半導体素子群のオン/オフ制御によりサーボ制御する手段と、電力用半導体素子群の温度上昇を推定し設定値を越えた場合に過熱検出信号を出力する過熱検出手段と、を備える交流モータのサーボ制御装置において、過熱検出手段が、ヒートシンクと電力用半導体素子群の接触部における温度上昇を推定する第1の推定手段と、交流モータの回転状態における電力用半導体素子群内部の温度上昇を推定する第2の推定手段と、交流モータの停止状態における電力用半導体素子群内部の最大温度上昇を推定する第3の推定手段と、交流モータが回転状態か停止状態かを判定する手段と、回転状態であると判定された場合には第2の推定手段により推定された温度上昇を、停止状態であると判定された場合には第3の推定手段により推定された温度上昇を、それぞれ第1の推定手段により推定された温度上昇と加算することにより、接触部から電力用半導体素子群まで含む温度上昇の推定値を求める手段と、を備えることを特徴とする交流モータのサーボ制御装置。
IPC (4件):
H02M 7/48
, H02H 7/122
, H02P 7/63 302
, H02P 5/41 303
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