特許
J-GLOBAL ID:200903043438854440

液晶組成物、液晶素子および液晶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸島 儀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-124196
公開番号(公開出願番号):特開平6-041535
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 強誘電性液晶組成物の応答速度の温度依存性の改善、及び強誘電性液晶素子の低温保存性の改善。【構成】 インダン系、ピリミジン系液晶組成物を共に10〜80%、より好ましくは20〜40%含有する強誘電性液晶組成物のスメクチック相の層の傾斜角δの温度特性を限定した強誘電性液晶組成物、強誘電性液晶素子、及び表示装置。【効果】 層の傾斜角δの値が「温度の効果に伴い増加し、その後更に温度が降下すると、逆に減少していく変移点を有し、かつδの値が0になる前に再び増加する」温度特性を有することを特徴とする強誘電性液晶組成物、あるいは素子構成を選択することにより、該強誘電性液晶素子は低温での応答速度の遅延が減少し、しかも低温保存による表示特性の劣化を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
スメクチック相を有する強誘電性液晶組成物であって、該液晶組成物を具備する液晶素子が使用される際に経験すると仮定された所定の環境温度範囲(-30°C〜70°C)において、前記液晶組成物のスメクチック相における層の傾斜角δの値が、前記環境温度範囲の上限からの温度の降下に伴ってまず増加し、極大値を与える変曲点を有し、該変曲点通過後、減少し、さらなる温度降下に対してもδが0になることがないようなことを特徴とする液晶組成物。
IPC (5件):
C09K 19/34 ,  C09K 19/02 ,  C09K 19/32 ,  G02F 1/13 500 ,  G02F 1/1337 510

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