特許
J-GLOBAL ID:200903043442917104

チクソトロピー性を有するグラウト材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 久門 知 ,  久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-082498
公開番号(公開出願番号):特開2004-284930
出願日: 2003年03月25日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】プレストレストコンクリート造構造物においてプレストレスの導入に使用されるPC鋼材の緊張後、その保護のためにグラウト材が充填されるシースが同一鉛直面内で波形に配置される場合に、グラウト材にシースの全長に亘って空隙なく充填できる性能を持たせる。【解決手段】水とセメントを主原料とするグラウト材に粘土質添加材等の添加材を添加し、大気圧下で先流れ等の充填不良が発生しない程度に粘性が高く、大気圧から加圧したときに注入が不可能になる事態が発生しない程度に大気圧下での粘性より粘性が低くなるチクソトロピー性をグラウト材に持たせる。具体的にはフロー値が100〜200mmであり、且つ0.1MPaの圧力を加えたときのグラウト材の流下時間が0.5〜3.0秒となるようにグラウト材の粘性を調整する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
水平に置かれたガラス板の上にフローコーンを置き、フローコーンに、主原料となる水とセメントに添加材を加えたグラウト材を連続的に流し込み、フローコーンを垂直に引き上げ、ガラス板上に広がったグラウト材の最大幅とその垂直方向の幅の平均値であるフロー値が100〜200mmであり、且つ密閉容器内に格納され、先端の流出口が密閉容器から露出した漏斗内に、前記グラウト材を充填し、密閉容器内に圧縮空気を送り込み、大気圧の状態から0.1MPaの圧力を加えたときの漏斗内のグラウト材が漏斗の流出口から流下しきるまでの流下時間が0.5〜3.0秒であるチクソトロピー性を有するグラウト材。
IPC (1件):
C04B28/02
FI (1件):
C04B28/02
Fターム (3件):
4G012PA06 ,  4G012PA28 ,  4G012PA29
引用特許:
審査官引用 (5件)
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