特許
J-GLOBAL ID:200903043470760016

タイヤ内の圧力状態を警報する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-550694
公開番号(公開出願番号):特表2003-527267
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2003年09月16日
要約:
【要約】以下のものを備えた、タイヤの圧力状態を警報することのできる装置:外殻(1)。この外殻(1)はねじ部(4)と一緒に回転する。ねじ部(4)は、注入バルブ(6)の接続チューブ(5)にねじ込むことができる。;プランジャー(11)。このプランジャー(11)には、変形可能な薄板(18)により閉鎖された空間(17)が設けられている。;プランジャー(11)の上として規定された第1空洞部(20)をプランジャー(11)の下として規定された第2空洞部(15)から分離する蛇腹(10)。;薄板(18)は、外気圧が空間(17)に作用し、予め設定された閾値よりも高いタイヤの圧力が第1空洞部(20)に作用するときに、下方向に湾曲する。;第1空洞部(20)に接続された第3の空洞部(16)は、蛇腹(10)の外壁及び外殻(1)の内壁により規定される。;第4の空洞部(26)はチューブ(5)の内側に在り、この空洞部(26)は、プランジャー(11)のロッドがガスケット(25)をシールしたときに第2の空洞部(15)から分離される。;タイヤの圧力が予め設定された閾値以下に下がったとき、ダクト(12,14,21)がこれらの空洞部(16,20)を空洞部(15)及び外気(27)に接続する。
請求項(抜粋):
以下の事実により特徴づけられる、タイヤの圧力状態を警報することのできる装置。本装置は次のものを含む:外殻(1)。この外殻(1)はねじ部(4)と一緒に回転する。ねじ部(4)は、注入バルブ(6)の接続チューブ(5)にねじ込むことができる。注入バルブ(6)には、ばね(8)により付勢される自動閉鎖バルブコア(7)が設けられている。;プランジャー(11)。このプランジャー(11)は、タイヤの圧力と外気の圧力との差が少なくとも一つの予め設定された閾値を超えた場合に第1の限界停止位置に置かれ、異なる外径を有する2つの断面を持つロッドにより、自動閉鎖バルブコア(7)を開放位置に維持する。;幾何学的形態が可変である要素(18)。この要素(18)は空間(17)を閉鎖し、その幾何学的形態はタイヤの圧力と外気の圧力との差に応じて変化する。この要素(18)は、空間(17)に外気が働き且つタイヤの圧力が最高の予め設定された閾値よりも高い時に第1の幾何学的形態を呈し、タイヤの圧力が最低の予め設定された閾値よりも低い時に第2の幾何学的形態を呈する。;シーリング部材(10)。このシーリング部材(10)は、プランジャー(11)の下として規定された空洞部(15)と、プランジャー(11)の上として規定された空洞部(20)を分離する。;ダクト(14)。このダクト(14)は、空間(17)と第1空洞部(15)とを接続する。この第1空洞部(15)は更に、ダクト(28)、通路(29)及び溝(31)を介して外気(27)に接続する。;第3空洞部(26)は、プランジャー(11)が第1限界停止位置に在るときに第1空洞部(15)から分離される。;ダクト(12,13,21)及び双安定バルブ(22)。双安定バルブ(22)には双閉鎖装置が固定されている。これらは前記要素(18)により駆動され、前記空洞部(20)をエアチューブに接続する。これにより、前記要素(18)が第1形態にあるときに、バルブ(22)が第1安定位置に至るとともにプランジャー(11)が第1限界停止位置に至る。逆に、前記要素(18)が第2形態にあるときは、バルブ(22)は第2安定位置に至り、前記空洞部(15,20)が接続され、該空洞部(15,20)がダクト(28)、通路(29)及び溝(31)を介して外気(27)に接続される。タイヤの圧力が最低の予め定められた閾値以下に下がった時、前記要素(18)は直ちに第2形態に変化し、双閉鎖装置付の双安定バルブ(22)を第2安定位置に至らしめて、通路(21)及びダクト(12)を介したダクト(13)と空洞部(20)との間の接続を遮断するとともに、前記通路(21)及びダクト(12)を通じた空洞部(20)と空間(17)との間の接続を開く。これにより、空間(17)は外気(27)に接続される。;この状態において、プランジャー(11)は常に第2の限界停止位置の方に移動し、従って、自動閉鎖バルブコア(7)には作動しない。このため、本装置に漏れがあったとしても、自動閉鎖バルブコア(7)は、タイヤの空気圧が最低の予め設定された閾値以下に更に引き続き低下するという危険性を防止して、エアチューブからの空気漏れ防止という機能を維持することができる。;本装置は更に、タイヤの空気圧が正常であるか否かを警報する手段を備えている。
IPC (2件):
B60C 23/00 ,  B60C 23/04
FI (2件):
B60C 23/00 B ,  B60C 23/04 F
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)
  • 特開平3-178811
  • 特開平3-178811

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