特許
J-GLOBAL ID:200903043481647319

キャスター制動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-293920
公開番号(公開出願番号):特開平8-132813
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 人の足で単に踏み込むだけで、制動状態を切り換えることができるキャスター制動機構を提供する。【構成】 板状体からなり、基端が回動自在に枢支され、ブレーキシュー15を裏面に車輪に対向させて設け、かつ上面に窪みを設けたブレーキ駆動用ペダル11と、周縁がブレーキ駆動用ペダルの表面に対して垂直に当接する回転自在なカムプレート22を有するブレーキ解放用ペダル21と、ブレーキ駆動用ペダルの先端を上昇させる方向に付勢されたバネ体31とを具備してなる。カムプレートのブレーキ駆動用ペダル板状体との当接面にはブレーキ駆動用ペダルの窪みと適宜嵌合する突起部25と、ブレーキ駆動用ペダルをフリーな状態に保つ第1の輪郭部26と、所定の制動力にブレーキを効かした状態に保つ第2の輪郭部27と、徐々に制動力を高めてブレーキを効かす状態に保つ第3の輪郭部28とが順次形成されている。【効果】 ブレーキの制動力を用途に併せて調整することができる。
請求項(抜粋):
略板状体からなり、基端が車輪の周縁近傍にて回動自在に枢支され、ブレーキシューを基端近傍の裏面に車輪の周縁に対向させて設け、かつ上面の一部に窪み(または突起)を設けたブレーキ駆動用ペダルと、周縁部が該ブレーキ駆動用ペダルのブレーキシュー取付け位置近傍の表面に対してほぼ垂直に当接し、かつ回転自在に設けられたカムプレートを有してなるブレーキ解放用ペダルと、該ブレーキ駆動用ペダルのブレーキシュー取付け位置より先端側の部分に一端が係止され、他端がそれより離れた該カムプレートの1縁部を介して係止され常時その間を接近させ、かつ該ブレーキ駆動用ペダルの先端部分を上昇させる方向に付勢されたバネ体とを具備してなり、該カムプレートの該ブレーキ駆動用ペダル板状体との当接面に、該ブレーキ駆動用ペダルの窪み(または突起)と適宜嵌合する突起部(または窪み部)と、該ブレーキ駆動用ペダルをフリーな状態に保つ第1の輪郭部と、所定の制動力でブレーキを効かした状態に保つ第2の輪郭部と、一層強い制動力でブレーキを効かした状態に保つ第3の輪郭部とを順次形成してなることを特徴とするキャスター制動機構。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭56-034505
  • 特開昭56-063501
  • 特開平2-151501
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