特許
J-GLOBAL ID:200903043482467292

シリンダーチューブ内へのピストンロッド自動押込方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-324333
公開番号(公開出願番号):特開平9-155652
出願日: 1995年12月13日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 シリンダー分解組立時のピストンロッド押込作業をピストンロッド押込台車にて行う際に、シリンダーのスペックに拘らず自動でシリンダーチューブ内へのピストンロッド押込可否を判別出来るピストンロッド自動押込方法を提供する。【解決手段】 固定されたシリンダーチューブ内にロッド押込台車によりピストンロッドを押込む際に、台車に装備した力覚センサーにより押込反力を検出し、検出反力の最大値と最小値の差を検出反力最大値で除した値が一定値以下であればピストンロッドのスペックにかかわらず押込を続行し、一定値以上であれば押込を停止することにより、シリンダーのスペックが変化する度に毎回押込可否を判定するための閾値を設定する必要が無くなり、全てのシリンダーについて同一のソフトで押込可否を自動で判定する事が出来る。
請求項(抜粋):
横置きで固定されたシリンダーチューブ内にピストン部のみ挿入されたピストンロッドをロッド径の大小に無関係に同一軸芯上でクランプし、ピストンロッドの重量を浮上状態でかつ上下左右位置調整自在に支持しながら押込み、ピストンロッド軸芯を含む鉛直平面内に配置した力覚センサーにより、ロッドをシリンダーチューブ内に押し込む時に発生する反力を計測し、その検出反力の最大値と最小値の差を検出反力最大値で除した値が一定値以下であればピストンロッドの重量・長さにかかわらず押し込み動作を続行し、一定値以上であれば押し込み動作を停止することを特徴とするシリンダーチューブ内へのピストンロッド自動押込方法。

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