特許
J-GLOBAL ID:200903043483935435

気密容器の空所容積及び漏れ率の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-308107
公開番号(公開出願番号):特開平5-215588
出願日: 1991年11月25日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】放射性物質取扱施設において放射性物質の環境空気中への放出を監視するために用いられるダストサンプラーに使用されているような、内部に複雑な形状の部品が多数収容された気密容器における空所の容積V2及び漏れ率Qを短時間の間にかつ高精度に測定する。【構成】気密容器と空所容積が既知の基準容器の各内圧力を強制的に異なった値にして両圧力P1,P2を測定し、その後両容器を連通させて平衡圧力P3を測定し、さらにこの圧力P3の時間Δtの間の変化量ΔPを測定して、これらの測定値を用いて計算により上記のV2及びQを算出する。
請求項(抜粋):
空所容積V1を有しかつ気密に形成された基準容器と被測定容器としての気密容器との少なくとも一方の内圧力を変化させて前記両容器の各内圧力を異なった値にする内圧力変化操作を行い、前記内圧力変化操作の直後における前記基準容器の圧力P1及び前記気密容器の圧力P2を測定する第1手順と、前記第1手順の作業後、前記基準容器と前記気密容器とを連通させてこの連通容器の内圧力が平衡状態に達した時の前記連通容器の内圧力P3を測定する第2手順と、前記第1及び第2手順の各々における測定結果を用いて(1)式右辺の演算を行って前記気密容器内の空所容積V2を算出する第3手順と、 V2=V1・(P1〜P3)/(P2〜P3)..............................(1)からなり、前記第3手順の演算結果にもとづき前記気密容器内の空所容積V2を測定する気密容器の空所容積測定方法であって、前記(1)式における符号〜は大きい値から小さい値を差し引くことを表す符号であることを特徴とする気密容器の空所容積測定方法。
IPC (2件):
G01F 17/00 ,  G01M 3/32

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