特許
J-GLOBAL ID:200903043487422955

吸光度検出式フローインジェクション自動1,5-アンヒドログルシトール測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-347728
公開番号(公開出願番号):特開平6-201706
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 生体試料液中の糖尿病の診断マーカーである1,5-アンヒドログルシトールを、吸光検出式フローインジェクション法を採用して自動的に測定するための装置を提供する。【構成】 第1送液部、第2送液部及び検出部を備えた、吸光度検出式フローインジェクション自動1,5-アンヒドログルシトール測定装置。
請求項(抜粋):
1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)を含むと予想される試料を送液するための第1送液部、ロイコ型色原体溶液を送液するための第2送液部及び試料中の1,5-AGを分離し、1,5-AGを酸化してその量に相関した過酸化水素を発生させ、発生した過酸化水素量に相関してロイコ型色原体に吸光度変化を与え、そしてその吸光度変化を検出する検出部からなり、(a)第1送液部は、試料又は移送液を保持するための試料保持容器及び移送液保持容器、試料及び移送液を検出部に送液するための送液装置、移送液保持容器から送液装置を経て検出部に至る移送液流路を提供する移送管、所定量の試料を移送液流路に注入する試料注入装置及び試料保持容器から試料注入装置に至る試料流路提供する移送管を備え、所定量の試料を検出部に送液し得るように構成されており、(b)第2送液部は、ロイコ型色原体溶液を保持するためのロイコ型色原体溶液保持容器、ロイコ型色原体溶液を送液する送液装置及びロイコ型色原体溶液保持容器から送液装置を経て検出部に至るロイコ型色原体溶液流路を提供する移送管を備え、検出部にロイコ型色原体溶液を送液し得るように構成されており、(c)検出部は、試料中の1,5-AGを他の成分から分離するための塩基性陰イオン交換カラム、1,5-AGを酸化してその量に相関した過酸化水素を発生させるための酸化酵素固定化担体充填カラム、過酸化水素量に相関した吸光度変化をロイコ型色原体に与えるためのペルオキシダ-ゼ固定化担体充填カラム、吸光度を測定するためのフローセル型吸光度検出器及び、塩基性陰イオン交換カラムからフローセル型吸光度検出器に至る検出流路を提供する移送管を備え、第1送液部により移送された試料中の1,5-AGを他の成分から分離し、分離された1,5-AGを酸化してその量に相関した過酸化水素を発生させ、発生した過酸化水素量に相関した吸光度変化を第2送液部により移送されたロイコ型色原体に与え、ロイコ型色原体の吸光度変化を測定し得るように構成され、(d)第1送液部は、試料が検出部中の塩基性陰イオン交換カラムに送液され得るように検出流路と連結され、第2送液部は、ロイコ型色原体溶液が検出部中の塩基性陰イオン交換カラムからペルオキシダ-ゼ固定化カラムに至る検出流路で1,5-AGと混合されるように検出部に連結されている、吸光度検出式フローインジェクション自動1,5-AG測定装置。
IPC (3件):
G01N 35/08 ,  A61B 10/00 ,  G01N 21/77

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