特許

J-GLOBAL ID：200903043492432403

放射性物質取り扱い施設の防護設備

発明者： 根目沢 礼和
出願人/特許権者： 根目沢 礼和
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-336977
公開番号（公開出願番号）：特開2001-153994
出願日： 1999年11月29日
公開日（公表日）： 2001年06月08日
要約：

【要約】【課題】 放射性物質を取り扱う諸設備における暴走事故のように、想定外の事態が発生した場合や、事故発生区域外の作業員や施設外の周辺住民の安全性を確保するとともに、既設の施設に対する適用性を高め、原子力関連施設の健全性の向上を図る。【解決手段】 放射性物質を収容している設備の回りを、望ましくは複数層の吸着ネットで覆い、想定外の事故発生などによりガスが放出された場合に、吸着ネットに給水して水膜を形成し、吸着ネットの網目を通り抜けるガス流の圧力の均一化や低下を図るとともに、ガス中の蒸気分や微粒子を水に吸着させて洗い流すことにより、放射性物質が施設外に放出されることのないようにする。

請求項（抜粋）：

放射性物質を収容する対象建造物(A)の回りを覆い対象建造物からの漏洩ガスの通過を許容する吸着ネット(1A,1B,1C)と、該吸着ネットに接続され給水により水膜(w)を形成して漏洩ガスに含まれる放射性物質を吸着除去する給水手段(2)とを具備することを特徴とする放射性物質取り扱い施設の防護設備。

IPC (2件)：

G21F 9/02 521 ,  G21F 9/02 551

FI (2件)：

G21F 9/02 521 Z ,  G21F 9/02 551 E