特許
J-GLOBAL ID:200903043500027718

水素センサと電池の過充電・過放電検出装置および燃料電池の水素ガス漏れ検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-212883
公開番号(公開出願番号):特開2002-022700
出願日: 2000年07月13日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 被測定ガス中の水素濃度を正確に検出でき、しかも構造が簡単な水素センサを提供する。【解決手段】 酸素ポンプセル2の一対の電極2a、2b間に印加する電圧を可変電源22で制御し、予め測定した電流-電圧特性と第1の電流計23の検出結果を基に、第1内部空間5a内の酸素濃度を、実質的に水素濃度の測定に影響しない低濃度とする。この低酸素濃度に制御された被測定ガスを、第2内部空間5bに導き、電源32によりセンサセル3に所定の電圧を印加すると、センサセル3は、被測定ガス中の水素濃度に依存した電流を発生する。この電流値を第1の電流計33で測定することで、精度よく水素濃度を測定できる。
請求項(抜粋):
被測定ガス存在空間から拡散抵抗手段を通じて被測定ガスが導入される内部空間と、酸素イオン導電性固体電解質の表面に、一方の電極が上記内部空間に面する一対の電極を設けてなり、これら一対の電極への通電により上記内部空間から酸素を排出する酸素ポンプセルと、上記酸素ポンプセルの上記一対の電極間の電圧を制御する可変電源と、上記酸素ポンプセルの一対の電極間に流れる電流値を検出する第1の電流検出手段と、基準酸素濃度ガスが導入される基準ガス空間と、酸素イオン導電性固体電解質の表面に、一方の電極が上記内部空間に面し、他方の電極が上記基準ガス空間に面する一対の電極を設けてなり、これら一対の電極間に上記内部空間内の水素濃度に依存した電流を発生するセンサセルと、上記センサセルの上記一対の電極間の電圧を所定値に制御する電源と、上記センサセルの一対の電極間に流れる電流値を検出する第2の電流検出手段とを備え、上記第1の電流検出手段の検出値に応じて上記可変電源を制御し、上記内部空間内の酸素濃度を実質的に水素濃度の測定に影響しない低濃度とするとともに、上記第2の電流検出手段の検出値により、被測定ガス中の水素濃度を測定することを特徴とする水素センサ。
IPC (4件):
G01N 27/419 ,  G01N 27/416 ,  G01R 31/36 ,  H01M 8/04
FI (8件):
G01R 31/36 A ,  H01M 8/04 Z ,  G01N 27/46 327 H ,  G01N 27/46 311 H ,  G01N 27/46 327 C ,  G01N 27/46 327 G ,  G01N 27/46 327 R ,  G01N 27/46 327 N
Fターム (7件):
2G016CA00 ,  2G016CA03 ,  2G016CB12 ,  2G016CC01 ,  5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027BA19

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