特許
J-GLOBAL ID:200903043510788440

放射線画像のダイナミックレンジ圧縮方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-075900
公開番号(公開出願番号):特開平6-292013
出願日: 1993年04月01日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】放射線画像のダイナミックレンジ圧縮処理において、素抜け部や照射野絞りの部分が必要以上に補正されることを回避する。【構成】非鮮鋭マスク信号Susの関数f1(Sus)を補正値とし、該補正値f1(Sus)をオリジナル画像信号をSorg に加算することにより、ダイナミックレンジの圧縮を行う。ここで、前記関数f1(Sus)の関数形が、2つの基準値Sus1,Sus2で挟まれる領域ではマスク信号Susの増加に伴って単調減少し、基準値Sus1を下回る領域ではマスク信号Susの減少に伴って単調減少し、基準値Sus2を上回る領域ではマスク信号Susの増加に伴って単調増加する。これにより、高濃度及び低濃度側での補正度合いが抑制され、素抜け部や照射野絞りと関心領域との信号差が保持される。
請求項(抜粋):
被写体を透過した放射線画像情報に基づくオリジナル画像を表すオリジナル画像信号Sorg を処理して前記オリジナル画像よりもダイナミックレンジの狭い画像を担持する処理済み画像信号Sprocを得る放射線画像のダイナミックレンジ圧縮方法であって、各画素点に対応して非鮮鋭マスク信号Susを求め、該非鮮鋭マスク信号Susの関数f1(Sus)を補正値としたときに、Sproc=Sorg +f1(Sus)なる演算を行って前記処理済み画像信号Sprocを得る放射線画像のダイナミックレンジ圧縮方法において、前記補正値f1(Sus)が、前記非鮮鋭マスク信号Susの所定中間値SusAで正の最大値をとり、前記所定中間値SusAを上回る領域では非鮮鋭マスク信号Susの増大に応じて単調減少し、前記所定中間値SusAを下回る領域では前記正の最大値に固定されるか又は非鮮鋭マスク信号Susの減少に応じて単調減少することを特徴とする放射線画像のダイナミックレンジ圧縮方法。
IPC (2件):
H04N 1/40 101 ,  G03B 42/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-222577

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