特許
J-GLOBAL ID:200903043510990451

3次ローゼン型圧電トランスとその駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-017292
公開番号(公開出願番号):特開平10-200174
出願日: 1997年01月14日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 液晶表示のバックライトの冷陰極管点灯用インバータに使用される圧電トランスの駆動回路では、負荷とアース間の浮遊容量による漏れ電流が大きな障害となる。【解決手段】 3次ローゼン型圧電トランス1の入力電極2a,2b,3a,3bに入力源7からの交流電圧を印加する。負荷RLには出力電極5,6からの平衡電圧が印加され、アースから浮いている。また、抵抗R2b,コンデンサC,ダイオードDからなる電流検出回路8を入力電極2bに設け負荷電流ioを検出する。負荷電流ioは入力電極3a,2a側と入力電極3b,2b側とに分流するので抵抗R2bの降下電圧によって検出できる。電流検出回路8を負荷RL側に設けた場合と異なり、負荷RLに大きな浮遊容量がなく漏れ電流を大幅に削減することができる。
請求項(抜粋):
中央部の表面に1次側の入力電極(2a,3a)を設け、この入力電極(2a,3a)に対応する中央部の裏面の位置に入力電極(2b,3b)を設け、表面の側部に2次側の出力電極(5)と出力電極(6)を設け、前記中央部を厚み方向に分極処理し、かつ前記中央部を除く両側部を長手方向の同じ向きに処理分極し、1次側の入力電極(2a,2b)と入力電極(3a,3b)とは絶縁されていると共に1次側の入力電極(2a,2b、3a,3b)の位置と2次側の出力電極(5,6)の位置がノード点であることを特徴とする3次ローゼン型圧電トランス。

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