特許
J-GLOBAL ID:200903043511745892

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-236859
公開番号(公開出願番号):特開平7-091381
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 高い加工精度を要する公転位置規制孔の数を減らし、可動スクロールを円滑に公転させ、摺動面の摩耗を抑制し、耐久性を向上する。【構成】 受圧壁11aとスクロール基板7aとの間にはアルミニウム-シリコン合金よりなる公転位置規制リング9が介在されており、該規制リング9には自転阻止用素子10が止着されている。自転阻止用素子10はスクロール基板7a上及び受圧壁11a上の公転位置規制孔7c,11bに緩く挿入されている。固定スクロール1と可動スクロール7との間の圧縮室Pにおける圧縮反力は公転位置規制リング9の両面に形成された受圧突部9A,9Bを介して受圧壁11aに伝えられる。さらに、この先端面9a,9bの摺動面におけるシリコン粒子の露出度を大きくしている。
請求項(抜粋):
ハウジング内に設けた固定スクロールと、この固定スクロールに対向して自転阻止機構により自転不能に、かつ公転可能に支持された可動スクロールとの間に該可動スクロールの公転に基づいて容積減少する圧縮室を形成するスクロール型圧縮機において、前記可動スクロールに作用する圧縮室内の圧縮反力を受け止めるハウジングの固定側受圧壁と可動スクロールの基板背面との間に公転位置規制リングを介在し、該公転位置規制リング及び前記固定側受圧壁のうち一方に複数の自転阻止用素子を周方向に配列し、他方に前記各自転阻止用素子を緩く係合する公転位置規制孔を周方向に配列するとともに、前記公転位置規制リング及び可動スクロール基板の可動側受圧壁にも前記公転位置規制孔及び自転阻止用素子と同様の公転位置規制孔及び自転阻止用素子を設けて前記自転阻止機構を構成し、前記可動スクロールに作用する圧縮室内の圧縮反力を前記可動側受圧壁から固定側受圧壁に伝えるための受圧部を前記公転位置規制リングの両面に一体に設け、さらに公転位置規制リング及び受圧部をアルミニウム-シリコン合金により形成し、前記受圧部の摺動面におけるシリコン粒子を露出したスクロール型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02

前のページに戻る