特許
J-GLOBAL ID:200903043525170442

ミサイルランチャのミサイル保持機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-172326
公開番号(公開出願番号):特開平9-026296
出願日: 1995年07月07日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 ミサイル保持機構を自動操作化して遠隔操作できるようにするとともに、万一、自動操作装置が故障した場合には手動操作できるようにする。【解決手段】 手動操作リンク駆動手段70のアクチュエータ81を伸縮させて駆動リンク71を図示左右方向に往復動させることにより、手動操作リンク60を支持軸Jの廻りに回動させ、ミサイル1の胴部側面に突設した係合突起5に係合する係合部材10を、ミサイルランチャの発射ブーム4内に格納し若しくは発射ブーム4の開口7から突出させることができる。万一、アクチュエータ81が作動不能となった場合には、アクチュエータ81と駆動リンク71との係合を手動操作により解除し、手動操作リンク60を手動で操作すればよい。
請求項(抜粋):
ミサイルランチャの発射ブーム上にミサイルを保持する機構であって、ミサイルの胴部側面に突設された係合突起に係脱自在に係合する係合部材と、この係合部材がミサイル発射方向に変位させられる際には前記係合部材を前記発射ブーム内に格納するように、かつ前記係合部材がミサイル発射方向とは反対方向に変位させられる際には前記開口から突出するように前記係合部材を支持する支持リンクと、前記係合部材が所定の位置よりもミサイル発射方向に変位させられた際には前記係合部材を前記発射ブーム内に格納する方向に付勢し、かつ前記係合部材が前記所定の位置よりもミサイル発射方向とは反対方向に変位させられた際には前記係合部材を前記開口から突出させる方向に付勢する付勢手段と、前記係合部材若しくは前記支持リンクに係合するとともに、支持軸廻りの一方向に回動させられた際には前記係合部材を発射ブーム内に格納する方向に変位させ、かつ前記支持軸廻りの反対方向に回動させられた際には前記係合部材を前記開口から突出させる方向に変位させる手動操作リンクと、前記発射ブームに設けられた案内部に案内されて往復動する駆動リンク、およびこの駆動リンクと前記手動操作リンクとを連結する連結リンク、および前記駆動リンクと係脱自在に係合し、かつこの駆動リンクを往復動させるアクチュエータを有する手動操作リンク駆動手段とを備えることを特徴とするミサイルランチャのミサイル保持機構。

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