特許
J-GLOBAL ID:200903043530276097

流動体塗布具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-200233
公開番号(公開出願番号):特開平8-038982
出願日: 1994年08月01日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 塗布具のキャップを取外すことにより弁体を開き、容器本体より流動体を直接塗布体に供給して塗布体による塗布作業を容易にし、流動体の外部への飛散を防止してなる流動体塗布具を提供することを目的とするものである。【構成】シール室に組み込まれた弁体が先端軸部材の連通路に形成されたシ-ル用段部に押し付けられて連通路を閉止している状態で、容器本体内の流動体が中空軸を通ってシール室に流れ、さらにシール室から中空軸の側面の連絡通路を通って塗布体を嵌着した塗布体取付孔に流れ込むように構成されており、前記容器本体の先端部に取付けられるキャップの内側中央部に先端軸部材の連通路に挿入される所定長さの弁押し棒を突設し、前記キャップを容器本体の先端部に装着したとき、前記キャップの弁押し棒が先端軸部材の連通路を閉止している弁体を押し出して中空軸を塞ぎ、前記容器本体からシール室に流れ込む流動体を遮断するものである。
請求項(抜粋):
樹脂などの弾性を有する材料で成形されて所定の流動体が充填される容器本体と、前記容器本体の開口部に密閉状態に嵌着され、ほぼ中央部に形成した液吐出口の外側に液吐出口に連通する中空軸を一体的に突設した中間軸部材と、前記中間軸部材に圧入状態に嵌合され、中間軸部材の中空軸が圧入される連通路、連通路より偏心した側方に形成されている塗布体取付孔、および連通路より塗布体取付孔に連通する連絡通路とが形成された先端軸部材と、前記中間軸部材に先端軸部材を嵌合したとき、中空軸の先端部と連通路とにより形成されるシール室に組み込まれ、先端軸部材の連通路に形成された小径のシ-ル用段部に押し付けられてシール室の内部と外部とを遮断する弁体および弁バネなどの弾性体と、前記先端軸部材の塗布体取付孔に嵌着されて流動体を塗布する塗布体とからなり、前記中間軸部材に先端軸部材を嵌合したとき、シール室に組み込まれた弁体が先端軸部材の連通路に形成されたシ-ル用段部に押し付けられて連通路を閉止している状態で、容器本体内の流動体が中空軸を通ってシール室に流れ、さらにシール室から中空軸の側面の連絡通路を通って塗布体を嵌着した塗布体取付孔に流れ込むように構成したことを特徴とする流動体塗布具。
IPC (5件):
B05C 17/00 ,  A45D 34/04 525 ,  B43K 8/02 ,  B43L 19/00 ,  B65D 47/42

前のページに戻る