特許
J-GLOBAL ID:200903043534982018
生の成形体の乾燥方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
逢坂 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-350612
公開番号(公開出願番号):特開平5-169420
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【構成】<第一の発明>成形直後の生の成形体を、相対湿度80〜90%の雰囲気中で室温から40〜50°Cに徐々に昇温させる第一の工程と、この温度に保持した儘雰囲気の相対湿度を50〜60%に低下させ、この状態に保持する第二の工程と、雰囲気の相対湿度を約10%に低下させると共に成形体を70〜80°Cに昇温させ、この状態に保持する第三の工程とによって生の成形体が乾燥される。<第二の発明>雰囲気の相対湿度を80〜90%から約10%に徐々に低下させると共に、成形直後の生の成形体を前記雰囲気中で室温から60〜80°Cに徐々に昇温させて生の成形体を乾燥させる。【効果】乾燥開始の初期に成形体内部の水分量が略均一になり、この状態を維持しながら乾燥が進行するので、水分の不均一に起因する欠陥が発生することなく成形体乾燥し、信頼性が高い。その上、乾燥が効率的に進行して乾燥に長時間を要しない。
請求項(抜粋):
微粉末と水と有機バインダとを混練してなる混練物によって成形された生の成形体を乾燥するに際し、成形直後の生の成形体を、雰囲気を高相対湿度に保持して表層部と中心部との水分の差が実質的になくなるように室温から徐々に昇温させる第一の工程と、前記成形体の温度を一定に保持した状態で雰囲気の相対湿度を徐々に低下させ、この状態に、前記成形体中の水分と雰囲気中の水分とが略平衡するに至る迄保持する第二の工程と、雰囲気の相対湿度を更に低下させると共に前記成形体を昇温させ、この状態に、前記成形体中の水分と雰囲気中の水分とが略平衡するに至る迄保持する第三の工程とを有する、生の成形体の乾燥方法。
IPC (2件):
引用特許:
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