特許
J-GLOBAL ID:200903043545780565
バイパス管路付冷凍サイクル用膨張弁
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三井 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-338351
公開番号(公開出願番号):特開平11-173705
出願日: 1997年12月09日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】暖房モードにおける液封現象や高温冷媒ガスの通過音の問題が発生せず、冷房モード時における逆止弁による騒音や圧力損失の問題が発生しないバイパス管路付冷凍サイクル用膨張弁を提供すること。【解決手段】逆止弁32と弁座33との間の冷媒圧力が所定圧力より大きくなったときにその冷媒を冷媒出口配管にリークさせるための逃がし弁63が設けられ、弁機構34を蒸発器から送り出される低圧冷媒の温度変化に対応して動作させるためのロッド35がバイパス管路5の出口と冷媒出口流路31とを連通させる連通路44内を横切っていて、ロッド35の少なくともその部分にスリーブ55が被嵌され、逆止弁32が円筒形状に形成されて、外周面が受け部材45に嵌合した状態で軸線方向に進退動作し、逆止弁32の弁座32aが、凝縮器を通った冷媒が送られてくる冷媒配管の出口部分が差し込まれる筒状体に形成されている。
請求項(抜粋):
冷媒を、圧縮機で圧縮してから凝縮器で凝縮させた後、膨張弁で断熱膨張させながら蒸発器に送り込んで蒸発させてから圧縮機に戻すようにした冷凍サイクルに、冷媒を上記圧縮機から上記凝縮器を通さずに上記膨張弁の冷媒出口流路を経由して上記蒸発器に送り込ませるためのバイパス管路が併設されたバイパス管路付冷凍サイクルに用いられる膨張弁であって、上記バイパス管路出口が接続される接続部が上記冷媒出口流路に直接連通して形成され、上記凝縮器を通った冷媒が送られてくる配管の接続部が、冷媒の逆流を阻止するための逆止弁と、その逆止弁の下流側に設けられた弁座に対して上流側から開閉される弁機構部分を経由して上記冷媒出口流路に通じるように形成された、バイパス管路付冷凍サイクル用膨張弁において、上記逆止弁と上記弁座との間の冷媒圧力が所定圧力より大きくなったときにその冷媒を上記冷媒出口配管にリークさせるための逃がし弁が設けられていることを特徴とするバイパス管路付冷凍サイクル用膨張弁。
IPC (2件):
F25B 41/06
, F25B 1/00 101
FI (2件):
F25B 41/06 G
, F25B 1/00 101 H
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