特許
J-GLOBAL ID:200903043552701174

共通開口を有する分離された二重周波数帯域アンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-144631
公開番号(公開出願番号):特開平9-055622
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、小型で2つの異なる周波数の送信と受信を同時に行い、これらの2つの周波数を分離する共通開口を有する二重周波数帯域アンテナを提供することを目的とする。【解決手段】 共通の基体12上に形成された同心的に配置された低周波帯域の渦巻き状アンテナ21と高周波帯域の渦巻き状アンテナ22とを備え、低周波帯域のアンテナ21は、基体の外側部分に位置し、終端部14および給電部17から始まり予め定められた距離だけ基体の中心に向かって渦巻き状に形成された導電性金属被覆15によって構成され、それらの端部は貫通孔25,25aを介して基体12の第2の表面上の金属被覆15b によって接続され、高周波帯域のアンテナ22は、低周波帯域のアンテナ21の内側に配置され、反対方向の渦巻き状に形成された第2の導電性金属被覆15a によって構成されていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
第1および第2の表面を有する基体と、この基体上に形成された低周波数帯域の渦巻き状アンテナおよび高周波数帯域の渦巻き状アンテナとを具備し、前記低周波数帯域の渦巻き状アンテナは、基体の周縁部に隣接して配置された第1の終端部と、基体の第1の表面上に配置され、第1の終端部に結合され、第1の終端部から予め定められた距離だけ基体の中心に向かって第1の方向に渦巻き状に形成された第1の導電性金属被覆と、基体を貫通して配置され、第1の導電性金属被覆を基体の第2の表面に結合する第1および第2のバイアホールと、基体の第2の表面上に配置され、第1および第2のバイアホールの間に接続された第2の表面の金属被覆と、基体の第1の表面上に配置され、第2のバイアホールに結合され、第2の方向に渦巻き状に形成され、基体の周縁部に向かって次第に直径が増加されている第1の導電性金属被覆と、第1の導電性金属被覆に結合された第1の給電部とを有しており、前記高周波数帯域の渦巻き状アンテナは、低周波数帯域の渦巻き状アンテナの最内部の渦巻き状の金属被覆に隣接して配置された第2の終端部と、基体の第1の表面上に配置され、第2の終端部から基体の中心に向かって第2の方向に渦巻き状に形成された第2の導電性金属被覆と、基体の第1の表面上に配置され、基体の中心から低周波数帯域の渦巻き状アンテナの最内部の渦巻きの金属被覆に向かって第1の方向に渦巻き状に形成された第2の導電性金属被覆と、第1および第2の方向に渦巻き状に形成された第2の導電性金属被覆の間を結合している導電性ジャンパと、第2の導電性金属被覆に結合された第2の給電部とを有していることを特徴とする共通開口を有する分離された二重周波数帯域アンテナ。
IPC (4件):
H01Q 21/30 ,  H01Q 1/28 ,  H01Q 1/38 ,  H01Q 9/28
FI (4件):
H01Q 21/30 ,  H01Q 1/28 ,  H01Q 1/38 ,  H01Q 9/28

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