特許
J-GLOBAL ID:200903043553082419

樹脂成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-314084
公開番号(公開出願番号):特開2002-120293
出願日: 2000年10月13日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】【課題】透過性樹脂材の当接端部におけるレーザ光透過率を増大させることにより、透過性樹脂材及び非透過性樹脂材の当接面同士を十分に加熱溶融させ、該当接面同士を確実に溶着させて十分な接合強度を得る。【解決手段】成形工程で、成形型を用い、加熱源としてのレーザ光に対して透過性のある透過性樹脂材よりなる第1成形部材11と、該レーザ光に対して透過性のない非透過性樹脂材よりなる第2成形部材とをそれぞれ成形する。この成形工程で得られた第1成形部材11及び第2成形部材を当接させ、両者の当接端部同士を透過性樹脂材側からのレーザ光の照射により溶着して接合する(接合工程)。上記成形工程で、第1成形部材11を成形する成形型21〜23のうち当接端部11aを成形する部分を局所的に温度制御することにより、当接端部11aの樹脂結晶化度を他の部分より低くしてレーザ光透過率を増大させる。
請求項(抜粋):
成形型を用い、加熱源としてのレーザ光に対して透過性のある透過性樹脂材と、該レーザ光に対して透過性のない非透過性樹脂材とをそれぞれ成形する成形工程と、上記成形工程で得られた上記透過性樹脂材及び上記非透過性樹脂材を当接させ、該透過性樹脂材及び該非透過性樹脂材の当接端部同士を該透過性樹脂材側からの上記レーザ光の照射により溶着して接合する接合工程とからなり、上記成形工程で、上記透過性樹脂材を成形する上記成形型のうち上記当接端部を成形する部分を局所的に温度制御することにより、該透過性樹脂材において該当接端部の樹脂結晶化度を他の部分より低くすることを特徴とする樹脂成形品の製造方法。
Fターム (5件):
4F211TA16 ,  4F211TC01 ,  4F211TD07 ,  4F211TN27 ,  4F211TQ09
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-093209
  • 特開昭60-214931

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