特許
J-GLOBAL ID:200903043553345096

流体送給設備における分割流量制御方法及び分割流量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-279582
公開番号(公開出願番号):特開平7-134619
出願日: 1993年11月09日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 燃料の全流量域で安定した制御性を得る。【構成】 大流量制御弁2と小流量制御弁4とが並列になるよう配置した燃料送給設備において、低流量域では大流量制御弁2を全閉とし、小流量制御弁4により流量制御を行い、低流量域から流量が増加する際には、燃料が大流量制御弁2を通る際に安定して流れる流量になったら小流量制御弁4により流量制御を行いつつ大流量制御弁2を開き、大流量制御弁2により流量制御が可能になったら、小流量制御弁4を徐々に閉止させ、高流量域では、小流量制御弁4を全閉とし、大流量制御弁2により流量制御を行い、高流量域から流量が減少する際には、燃料流量が規定値以下になったら小流量制御弁4を徐々に開き小流量制御弁4により流量制御が可能となったら、大流量制御弁2を徐々に閉止させる。
請求項(抜粋):
下流側の流体被送給部(5)へ送給される流体が小流量域の場合に流量制御を行うための小流量制御弁(4)と、該小流量制御弁(4)に対し並列配置され流体被送給部(5)へ送給される流体が大流量域の場合に流量制御を行うための大流量制御弁(2)とを備えた流体送給設備において、流体の流量が大流量制御弁(2)により脈動の生じない安定した流量制御を行うことのできない低流量域にある場合には、大流量制御弁(2)を全閉状態に保持して小流量制御弁(4)の開度を調整することにより流量制御を行い、流体の流量が大流量制御弁(2)により脈動の生じない安定した流量制御を行うことのできる高流量域になったら、小流量制御弁(4)の開度を調整することにより流量制御を行いつつ大流量制御弁(2)を徐々に開き、大流量制御弁(2)が流体被送給部(5)へ送給される流体の流量に対応した開度まで開いたら大流量制御弁(2)の開度を調整することにより流量制御を行いつつ小流量制御弁(4)を徐々に閉止させ、流体の流量が規定値まで下降したら大流量制御弁(2)の開度を調整することにより流量制御を行いつつ小流量制御弁(4)を徐々に開き、小流量制御弁(4)が流体被送給部(5)へ送給される流体の流量に対応した開度まで開いたら小流量制御弁(4)の開度を調整することにより流量制御を行いつつ大流量制御弁(2)を徐々に閉止させることを特徴とする流体送給設備における分割流量制御方法。

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