特許
J-GLOBAL ID:200903043554785197

歯内器具の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-112278
公開番号(公開出願番号):特開2003-310640
出願日: 2003年04月17日
公開日(公表日): 2003年11月05日
要約:
【要約】【課題】 螺旋溝(24)または非螺旋溝(26)を有するファイルやリーマなどの歯内器具(10)を超弾性材料から製造する方法の改良。【解決手段】 螺旋溝を有する歯内器具(10)を形成するための方法において、超弾性材料の器具ブランク(23)を、ねじり加工前に特定の焼きなまし状態にし、これを低温でねじることにより最終形状とした後、熱処理および急速焼入れして超弾性状態にする。また高い表面硬度と弾性カッティング・エッジとを有する螺旋溝または非螺旋溝を有する歯内器具の製造方法において、EDMまたはECMプロセスを用いて器具ブランクに所望の溝パターンを形成する。表面から除去された材料の一部は加工面に再付着して器具ブランク材料よりも高い表面硬度の鋳直し層を形成する。あるいは、EDMまたはECMプロセスにより器具ブランクを形成した後、これを低温でねじってもよい。
請求項(抜粋):
超弾性の歯内器具を形成する方法において、超弾性材料製のワイヤから形成された器具ブランクを提供するステップであって、該器具ブランクの超弾性材料が、菱面体相、オーステナイト相とマルテンサイト相との組合せ、菱面体相とオーステナイト相との組合せ、菱面体相とマルテンサイト相との組合せ、および菱面体相とオーステナイト相とマルテンサイト相との組合せ、からなる群から選択される相構造を有する焼きなまし状態にあるステップと、焼きなまし状態のまま、前記器具ブランクをねじって、器具の最終的なねじれ形状にするステップと、ねじった後、ねじられた器具を熱処理し、その後、ねじられた器具を急速焼入れして超弾性状態にするステップとを含む歯内器具形成方法。
Fターム (4件):
4C052AA16 ,  4C052BB14 ,  4C052DD02 ,  4C052DD10
引用特許:
審査官引用 (6件)
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