特許
J-GLOBAL ID:200903043557646031

容積形圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-264708
公開番号(公開出願番号):特開平5-106580
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】加圧ガスの圧力変化に対する追従性を向上する。【構成】固定部(12)の吐出し孔(31)に、切欠状の油膜破断部(35)を設ける。油膜破断部(35)の一部に、該吐出し孔(31)の開口縁(31a)に沿って形成される油膜領域(37)の境界部(37a)における作用力が不均衡になる該開口縁を形成する。油膜破断部は、大きな付着力が生じる原因になる環状の境界部を断絶し、境界部の付着力の均衡を崩す。また、油膜破断部は、境界部から油膜領域内に切り込んだところに加圧流体の力を作用させ、この吐出し弁(32)と固定部との隙間を広げる端緒となり、油膜領域の奥部にまで破断を容易に進行させる。
請求項(抜粋):
ケーシング(1)の内部にモータ(2)と、圧縮部(3)とが収容され、該圧縮部(3)は、固定部(12)内に収容された可動部(13)が、上記モータ(2)に連結されて運動して流体を圧縮するように構成され、上記固定部(12)には、低圧流体を導入する吸込み孔(30)と、加圧流体を吐出する吐出し孔(31)とが穿設され、該吐出し孔(31)には閉じ付勢されてなる吐出し弁(32)が配設される一方、圧縮部(3)には潤滑油が供給されて上記固定部(12)と閉鎖時の吐出し弁(32)との間に油膜領域(37)が形成されている容積形圧縮機において、上記吐出し孔(31)の開口縁(31a)には、該開口縁(31a)に沿って形成される油膜領域(37)の境界部(37a)における作用力が不均衡になる切欠状の油膜破断部(35)が形成されていることを特徴とする容積形圧縮機。
IPC (2件):
F04C 29/00 ,  F16K 15/16

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