特許
J-GLOBAL ID:200903043559399716

鉄損特性の良好な方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-068014
公開番号(公開出願番号):特開平10-259422
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 方向性電磁鋼板の製造方法において、タンデム冷間圧延を行う場合に高温の温間を行わなくとも良好な磁気特性の製品を得る。【解決手段】 最終冷延前の焼鈍工程時の冷却を冷却速度10〜50°C/sで行う。タンデム圧延機により行う最終冷延を、そのタンデム圧延機の第iスタンドと第i+1スタンドとの間の鋼板温度,滞留時間をそれぞれTi (K) ,ti (sec) としたとき、次式【数1】を満足させるように圧下配分、ロール又はストリップ冷却の制御を行う。
請求項(抜粋):
方向性電磁鋼用スラブを素材として熱間圧延し、熱延板焼鈍を施した後に1回又は中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とし、次いで脱炭焼鈍をし、焼鈍分離剤を塗布してから最終仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、最終冷延前の焼鈍工程時の冷却を冷却速度10〜50°C/sで行い、引き続く最終冷延をタンデム圧延機により行うものとして、そのタンデム圧延機の第iスタンドと第i+1スタンドとの間の鋼板温度,滞留時間をそれぞれTi (K) , ti (sec) としたとき、次式【数1】を満足させる圧下配分、ロール又はストリップ冷却の制御を行うことを特徴とする鉄損特性の良好な方向性電磁鋼板の製造方法。

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