特許
J-GLOBAL ID:200903043565900117

燃料噴射器のスロット付きハウジング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-549848
公開番号(公開出願番号):特表2002-515562
出願日: 1999年02月12日
公開日(公表日): 2002年05月28日
要約:
【要約】ソレノイド作動式燃料噴射器は、ソレノイドコイルを取り囲み、コイルが付勢されると噴射弁を開く磁気回路の一部を形成するコイルハウジングを有する。ソレノイドコイルの脱勢時に閉弁動作を加速するために、コイルハウジングには、磁気回路の方向に延びて磁界の減衰及び閉弁動作を遅らせる渦電流の発生及び流れを減少させるための狭いスロットが設けられている。これらのスロットは渦電流の流れ方向に垂直に延びるため、この方向のコイルハウジング内の電流に対する電気抵抗を増加させる。スロットはまた、コイルハウジングの磁性材料の量を減少させ、磁界減衰時に生じる渦電流の量を減少させる。
請求項(抜粋):
軸線を有する管状のステータと、 噴射弁の弁要素と連結され、開弁位置と閉弁位置との間でステータの端部の方へ、また端部から離れる方向に軸線に沿って移動可能なアーマチャと、 ステータを取り囲むソレノイドコイルと、 円筒状側部がステータと同軸的にソレノイドコイルを取り囲み、一端がステータと連結されたコイルハウジングと、 ソレノイドコイルが付勢されるとステータの方へ磁気的に誘引されて噴射弁を開くアーマチャを、ステータから離れる方向に閉弁位置の方へ偏倚する手段とより成り、 ハウジングとステータは、ソレノイドコイルの付勢時にハウジングの円筒状側部を軸方向に貫通する、磁界を発生させる磁気回路の一部を形成し、 ハウジングは、ハウジングの両端部間の円筒状側部を、円周方向に離隔して、軸方向に延びる比較的狭いスロットを有し、 かくして、ソレノイドコイルの脱勢時磁界の減衰により生ずる円周方向の渦電流が、渦電流の方向に直角に延びるスロットにより、またスロットによるハウジングの磁性材料の減少により、最小限に抑えられ、磁界の減衰と閉弁動作が加速されるソレノイド作動式燃料噴射器。
FI (2件):
F02M 51/06 H ,  F02M 51/06 G
Fターム (8件):
3G066AB02 ,  3G066BA09 ,  3G066CC06U ,  3G066CC14 ,  3G066CE23 ,  3G066CE25 ,  3G066CE26 ,  3G066CE30

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