特許
J-GLOBAL ID:200903043571501453

金属コードの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-096004
公開番号(公開出願番号):特開平6-033384
出願日: 1993年04月22日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 ゴム浸透性が良くてゴム被覆率の高い金属コードを製造上、或いは品質上の問題を生じさせずに作れる製造方法を提供する。【構成】 二度撚り撚線機6と供給リール8との間に配置する回転波付け装置9の回転方向を撚線機6の回転方向と逆にする。また、波付け後の金属フィラメント12の捩れ回転に対する抵抗を撚り口ガイドローラ13等との接触部を少なくして極力小さくし、このフィラメント12については二度撚り時に生じる捩れを撚り口ガイドローラ13の部分から波付け装置9側に積極的に逆流伝播させる。そのため、12の波の形状がより小さくなり、9の回転数を下げ、波成形ピンによるしごきを弱めてもフィラメント間隙間が均一で撚りの安定した高品質の金属コードが得られる。
請求項(抜粋):
巻取機構を備えた揺動自在のクレードルをフライヤの内部に配置してある二度撚り撚線機と金属フィラメントの供給リールとの間に波成形ピンを有する回転波付け装置を配置し、この装置で前記リールから供給されるn本(2≦n≦5)の金属フィラメントのうち少なくとも1本に予め一定の細かい螺旋状の波を付けて撚線を行う金属コードの製造方法において、前記回転波付け装置と二度撚り撚線機の回転方向を互いに逆にして金属コードの撚り方向と同方向に螺旋状の波を付けるとともに、波付け前後の金属フィラメントの捩れ回転に対する抵抗を波付け装置手前から撚り口に至るまでのバスライン中でのガイド物に対する接触部を少なくして極力小さくし、この状態で所要の金属フィラメントの波付けと各金属フィラメントの撚り合わせを行い、その後さらに、巻取前に矯正ローラに通すことを特徴とする金属コードの製造方法。
IPC (2件):
D07B 1/06 ,  B21F 7/00

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