特許
J-GLOBAL ID:200903043571855689
秘密通信用ネツトワークシステム
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-199148
公開番号(公開出願番号):特開平5-048599
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 相手のIDとセンター発行の端末情報を用いて、各端末自身が認証された公開鍵を生成する手段を備えることにより、複雑な認証関係を持つシステムに適用容易な秘密通信ネットワークシステムを提供する。【構成】 (q,g,h,Pa)はセンターの公開情報、ここにqは大きな素数、gは原始根、hはハッシュ関数、PaはgSamodqであり、Saはセンターの秘密鍵とする。端末iの秘密鍵をSi、公開鍵をPi≡gsimod qとし、端末情報をuai≡grai ×Pi modq,vai≡h(uai,IDi)×Sa+rai mod(q-1)とする。ここにraiは乱数、IDiは端末での識別情報である。その後端末jは端末iから端末情報uai,vaiとIDiを受け取った上で、端末iの公開鍵をPi≡Pah(uai,IDi)×vai×g-vaimodqで求める公開鍵生成手段を採用する。
請求項(抜粋):
固有の識別情報を有する第1の端末と第2の端末と端末情報発行センターとこれらを接続するネットワークを有し、前記端末情報発行センターが、公開の一方向性関数fと公開の関数hを決定し、前記一方向性関数fは第1、第2のデータの第1の演算の結果を入力とするfの出力値が、前記第1のデータのfの出力値と前記第2のデータとを入力とする第2の演算の結果と等しくなり、第1、第2のデータの第3の演算の結果を入力とするfの出力値が、前記第1のデータのfの出力値と前記第2のデータのfの出力値とを入力とする第4の演算の結果と等しくなる関数であって、端末情報発行センターの秘密鍵Sを入力とする前記一方向性関数fの出力値Pを前記端末情報発行センターの公開鍵として決定し、前記f,hおよびPを前記端末情報発行センターの公開情報として前記第1、第2の端末に通知するシステム初期設定手段と、前記第1の端末が秘密鍵を決定し、秘密鍵を入力とする前記一方向性関数fの出力値を前記第1の端末の公開鍵として求め、前記第1の端末の公開鍵と第1の端末の識別情報を前記端末情報発行センターに通知し、前記第1の端末の端末情報を請求する端末情報請求手段と、前記端末情報発行センターが、乱数rを発生し、前記乱数rを入力とする前記一方向性関数fの出力値と前記第1の端末の公開鍵を入力とする第4の演算の結果uを求め、前記uと第1の端末の識別情報を前記公開の関数hに入力し、端末情報発行センターの秘密鍵Sと前記関数hの出力値を入力とする第1の演算の結果を求め、前記第1の演算の結果と前記乱数rを入力とする第3の演算の結果vを求め、前記u,vを第1の端末の第1、第2の端末情報として、第1の端末に発行する端末情報発行手段と、前記第1の端末が、前記第2の端末に第1、2の端末情報u,vと第1の端末の識別情報を送信し、第2の端末が、第1の端末情報uと第1の端末の識別情報を前記公開の関数hに入力し、前記端末情報発行センターの公開鍵Pと前記関数hの出力を入力とする第2の演算の結果を求め、前記第2の演算の結果と前記端末情報uを入力とする第4の演算の結果と、前記第2の端末情報vを入力とする前記一方向性関数fの出力値の第4の演算における逆数とを入力とする第4の演算結果を、第1の端末の公開鍵とする公開鍵生成手段とを有することを特徴とする秘密通信用ネットワークシステム。
IPC (4件):
H04L 9/28
, G06F 13/00 355
, G06F 15/00 330
, G09C 1/00
前のページに戻る