特許
J-GLOBAL ID:200903043575974461
ロケットエンジンノズルの展開可能な末広部のための自動固定および可逆展開機構
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-136520
公開番号(公開出願番号):特開平5-195875
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 実施が簡単で軽量でかつ信頼性の高いロケットエンジンノズルの末広部の展開のための自動固定および可逆展開機構の提供。【構成】 固定された主フレーム112に取り付けられた3つの同じ作動組立体A、B、Cは、各が直線作動装置107と第1と第2のリンク105、106とを具備し、展開位置において、以下の3つの蝶番の軸線が、3つの蝶番が一列に並ぶ死点を通過するあるいは死点より下にあるようにする。3つの蝶番は、主フレームと第1のリンクの第1の区域111との間と、第2のリンクの上流端113と第1のリンクの第2の区域との間と、第2のリンクの下流端114とノズルの展開可能部4に取り付けれたリンク支持部115との間との蝶番である。作動装置はノズルの非展開部1、2、3に支持され、駆動部材107bの自由端は第1のリンクの第3の区域110に枢着され、展開されたあるいは引っ込められた位置において、作動装置は非作動になる。
請求項(抜粋):
ロケットエンジンの燃焼室から延びるノズルの展開可能な末広部のための自動固定および可逆展開機構であって、主フレーム(12;112)に取り付けられた3つの同じ作動組立体(A、B、C)を具備し、主フレーム(12;112)が前記燃焼室あるいはノズルの非展開部に固定される自動固定および可逆展開機構において、各作動組立体(A、B、C)が、a)末広部(3、4)の展開可能部(4)の上流端の付近で、主フレーム(12;112)より下流に取り付けられる中心張出部(21;121)と、b)前記中心張出部(21;121)から下流の前記展開可能部(4)に取り付けられるリンク支持部(15;115)と、c)前記主フレーム(12;112)に枢着された第1の区域(11;111)を有する第1のリンク(5;105)と、d)前記第1のリンク(5;105)の第2の区域に枢着された上流端(13;113)と前記リンク支持部(15;115)に枢着された下流端(14;114)とを有し、少なくとも展開位置においては前記中心張出部(21;121)と共動するようになっている第2のリンク(6;106)と、e)ノズルの非展開部(1、2、3)に堅持かつ枢着された本体(7a;107a)と可動駆動部材(7b;107b)とを具備し、可動駆動部材(7b;107b)の自由端(10;110)が前記第1のリンク(5;105)の第3の区域に枢着されている直線作動装置(7;107)とを具備することと、作動装置(7;107)の第1および第2のリンク(5、6;105、106)が、展開位置においては自動固定を確実にするように配置され、このとき以下の点が一列に並ぶ死点に達し、あるいはわずかに過ぎており、この点は、主フレーム(12;112)上の第1のリンク(5;105)の第1の区域(11;111)の枢軸線と、第1のリンク(5;105)の第2の区域に関節接合された第2のリンク(6;106)の上流端(13;113)と、ノズル(3、4)の展開可能部(4)に取り付けられたリンク支持部(15;115)に関節接合される第2のリンク(6;106)の下流端(14;114)とであり、また作動装置(7;107)が、展開可能部(4)の最終的な展開および引っ込み位置それぞれにおいて、非作動にされることとを特徴とする自動固定および可逆展開機構。
IPC (2件):
前のページに戻る