特許
J-GLOBAL ID:200903043584229280

光ピックアップ装置及び光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 立石 篤司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-301398
公開番号(公開出願番号):特開2006-114151
出願日: 2004年10月15日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
【課題】大型化、高コスト化を招くことなく、複数の記録層を有する光ディスクから所望の信号を精度良く取得する。【解決手段】半導体レーザから出射された光束は、対物レンズを介して光ディスクの対象記録層に集光される。そして、光ディスクで反射され対物レンズを介した戻り光束は、3つの部分回折領域(DA1、DA2、DA3)と回折格子が形成されていない3つの微小領域(TA1、TA2、TA3)とを有するホログラムHGに入射する。対象記録層が記録層L0の場合には、戻り光束に含まれる記録層L1での±1次回折光は微小領域を透過し、一方、戻り光束に含まれる信号光の大部分は部分回折領域で回折され受光器で受光される。すなわち、対象記録層が記録層L0の場合に、信号光に悪影響を及ぼすおそれがある記録層L1での±1次回折光が除かれた戻り光束が受光器で受光されるため、受光器で生成される信号のS/N比を向上させることができる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
第1記録層と、該第1記録層を介して光束が照射される第2記録層とを含む複数の記録層を片面に有する光ディスクに光束を照射し、前記光ディスクからの反射光を受光する光ピックアップ装置であって、 光源と; 前記光源から出射された光束を前記複数の記録層のうちアクセス対象の記録層に集光する対物レンズと、前記光ディスクで反射され前記対物レンズを介した戻り光束の光路上に配置され、前記アクセス対象の記録層が前記第1記録層のときに前記戻り光束に含まれる前記第2記録層で回折された回折光が入射する位置に設けられた第1の領域及び回折格子が形成された第2の領域を有し、前記第1の領域に入射した光束と前記第2の領域に入射した光束とを分離するホログラムと、を含む光学系と; 前記第2の領域からの光束を受光し、受光量に応じた信号を生成する光検出器と;を備える光ピックアップ装置。
IPC (2件):
G11B 7/135 ,  G11B 7/24
FI (4件):
G11B7/135 Z ,  G11B7/135 A ,  G11B7/24 522P ,  G11B7/24 561B
Fターム (10件):
5D029JB13 ,  5D029WA01 ,  5D789AA01 ,  5D789AA17 ,  5D789BA01 ,  5D789BB04 ,  5D789BB13 ,  5D789DA05 ,  5D789JA24 ,  5D789KA08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第2624255号公報
  • 光ピックアップ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-288709   出願人:株式会社リコー
審査官引用 (2件)

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