特許
J-GLOBAL ID:200903043587138928

静電荷像現像用トナーの製造方法及び得られるトナー並びにこれを用いる画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-263302
公開番号(公開出願番号):特開2004-101845
出願日: 2002年09月09日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】トナー製造工程で発生する微粉トナーを再利用してトナーを製造する場合に、微粉トナー処理量を多くでき、微粉トナー中の樹脂の分子切断を抑制でき、しかも離型剤等分散性、定着性、画像濃度に優れ、感光体へのフィルミングやキャリアへのスペント、地汚れもないトナーの製造方法。用いる画像形成方法を提供する。【解決手段】原材料を混合し、混練、冷却したのち、粉砕、分級してトナーを製造する一方、前記粉砕、分級工程で発生した微粉トナーを再利用するために、この微粉トナーを原材料とともに混合するトナー製造方法で、混練機のバレル温度をA、微粉トナーを再利用しない時の混練機のバレル温度をBとした場合のAとBとの関係が、1.07B≦A≦1.46B、であり、この時得られた微粉トナーの軟化点をBn、微粉トナーを再利用しない時の軟化点をSnとした場合BnとSnとの関係が、Sn/Bn≦1.05、であるトナーの製造方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくともバインダー樹脂、離型剤、顔料、帯電制御剤を原材料混合機に供給して混合し、混練、冷却したのち、粉砕、分級してトナーを製造する一方、前記粉砕、分級工程で発生した所定粒径より小さい微粉トナーを再利用するために、この微粉トナーを前記原材料とともに混合し、混練、冷却、粉砕、分級するトナー製造方法であって、この時の混練機のバレル温度を(A)、前記微粉トナーを再利用しない時の混練機のバレル温度を(B)とした場合の(A)と(B)との関係が、1.07B≦A≦1.46B、であり、且つこの時得られた微粉トナーの軟化点を(Bn)、微粉トナーを再利用しない時の軟化点を(Sn)とした場合の(Bn)と(Sn)との関係が、Sn/Bn≦1.05、であることを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
IPC (1件):
G03G9/087
FI (1件):
G03G9/08 381
Fターム (5件):
2H005AB04 ,  2H005CA14 ,  2H005EA03 ,  2H005EA05 ,  2H005EA10

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