特許

J-GLOBAL ID：200903043591900036

建物の不等沈下修復方法

発明者： 石川 実 ,  今岡 敬秋 ,  水戸 正和 ,  玉木 仁志 ,  箕井 伸 ,  鳥居 修
出願人/特許権者： 株式会社新井組 ,  日本基礎技術株式会社
代理人 (1件)： 古谷 史旺 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-219025
公開番号（公開出願番号）：特開平9-060027
出願日： 1995年08月28日
公開日（公表日）： 1997年03月04日
要約：

【要約】【課題】 本発明は建物の不等沈下修復方法に関し、基礎下部の地盤沈下によって傾斜した建物を、袋体を傾斜後に挿入し硬化材を注入,膨張させて修復するに当たり、建物の傾斜量の如何に拘わらず、袋体による傾斜の修復を効率良く行うことのできる方法を提供することを目的とする。【解決手段】 断面略コ字状に成形した下側枠体と、下側枠体の対向する側壁に沿って当該下側枠体に上下動可能に冠着された断面略コ字状の上側枠体とからなる箱状の型枠内に、注入ホースが接続された袋体を装着して、当該型枠を不等沈下を生じた基礎の下面と地盤との間に配置した後、注入ホースを介して袋体に硬化材を注入して袋体を膨張させ乍ら、上記上側枠体を押し上げて建物を水平に修復することを特徴とする。

請求項（抜粋）：

断面略コ字状に成形した下側枠体と、下側枠体の対向する側壁に沿って当該下側枠体に上下動可能に冠着された断面略コ字状の上側枠体とからなる箱状の型枠内に、注入ホースが接続された袋体を装着して、当該型枠を不等沈下を生じた基礎の下面と地盤との間に配置した後、注入ホースを介して袋体に硬化材を注入して袋体を膨張させ乍ら、上記上側枠体を押し上げて建物を水平に修復することを特徴とする建物の不等沈下修復方法。