特許
J-GLOBAL ID:200903043595324137

炭酸ガスシールドパルスアーク溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-294282
公開番号(公開出願番号):特開平9-136162
出願日: 1995年11月13日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 ピーク期間の溶接電源外部出力特性を定電圧特性とし、定電圧特性のピーク電流を通電する炭酸ガスシールドパルスアーク溶接方法において、従来に比べ、1パルス1溶滴移行を規則正しく安定に行うことができて、スパッタの発生量を減らすこと。【解決手段】 ピーク電流目標値IPR が設定されたピーク期間TPにおいて、溶滴離脱時までに流れる実際のピーク電流と溶滴離脱後に流れる実際のピーク電流との少なくともいずれか一方について、溶滴離脱時までに流れる実際のピーク電流については、ピーク電流目標値IPR より大なる値にて予め設定されたピーク電流上限値IPULを超える部分を前記上限値IPULに固定し、溶滴離脱後に流れる実際のピーク電流については、ピーク電流目標値IPR より小なる値にて予め設定されたピーク電流下限値IPLLを下回る部分を前記下限値IPLLに固定する。
請求項(抜粋):
炭酸ガス単体または炭酸ガスを主成分として含む混合ガスをシールドガスとして用い、ピーク電流を通電するピーク期間では溶接電源外部出力特性を定電圧特性とし、ベース電流を通電するベース期間では溶接電源外部出力特性を定電流特性または定電圧特性とし、溶接ワイヤと母材間にピーク電流とベース電流とを交互に繰り返し通電する炭酸ガスシールドパルスアーク溶接方法において、ピーク電流目標値が設定されたピーク期間において、溶滴離脱時までに流れる実際のピーク電流と溶滴離脱後に流れる実際のピーク電流との少なくともいずれか一方について、溶滴離脱時までに流れる実際のピーク電流については、前記ピーク電流目標値以上の値にて予め設定されたピーク電流上限値を超える部分を前記ピーク電流上限値に固定し、溶滴離脱後に流れる実際のピーク電流については、前記ピーク電流目標値より小なる値にて予め設定されたピーク電流下限値を下回る部分を前記ピーク電流下限値に固定することを特徴とする炭酸ガスシールドパルスアーク溶接方法。
IPC (3件):
B23K 9/09 ,  B23K 9/173 ,  H02M 9/00
FI (3件):
B23K 9/09 ,  B23K 9/173 C ,  H02M 9/00 B

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