特許
J-GLOBAL ID:200903043596921724

無線通信装置の自動利得制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-130977
公開番号(公開出願番号):特開平5-327378
出願日: 1992年05月22日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 良好な隣接チャネル選択度が得られ、しかもディジタル復調信号の符号誤り率の劣化を防止する。【構成】 本発明においては、可変利得形の中間周波増幅器31の後段の、ディジタル復調回路への信号供給路には広帯域の第1の帯域通過フィルタ32が介挿され、またAGCループには狭帯域の第2の帯域通過フィルタ33が介挿されている。上記第1の帯域通過フィルタを通過した受信中間周波信号はディジタル復調処理に供される。一方、上記第2の帯域通過フィルタを通過した受信中間周波信号は、AGCループの検波器34に供給されてここでその信号レベルが検出され、その検出値と予め設定された基準値との差に対応する利得制御信号が誤差増幅器35から発生され、この利得制御信号が中間周波増幅器31に帰還供給されて、その利得が制御されるように構成される。
請求項(抜粋):
受信中間周波段に介挿され、受信中間周波信号のレベルを可変して出力するための可変利得形のレベル可変手段と、所定の第1の通過帯域幅を有し、前記レベル可変手段から出力された受信中間周波信号に含まれる不要周波数成分を除去してディジタル復調処理に供するための第1の中間周波フィルタ手段と、前記第1の通過帯域幅よりも狭帯域に設定された第2の通過帯域幅を有し、前記レベル可変手段から出力された受信中間周波信号に含まれる不要周波数成分を除去するための第2の中間周波フィルタ手段と、この第2の中間周波フィルタ手段を通過した受信中間周波信号の信号レベルを検出しその検出値を出力するためのレベル検出手段と、このレベル検出手段から出力された検出値と予め設定された基準値との差に対応する利得制御信号を発生し、この利得制御信号を前記レベル可変手段に帰還供給してその利得を制御するための利得制御信号発生手段とを具備したことを特徴とする無線通信装置の自動利得制御回路。

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