特許
J-GLOBAL ID:200903043599000158

注射器用パッキンの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西藤 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-100125
公開番号(公開出願番号):特開2004-305307
出願日: 2003年04月03日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】注射器用パッキンの外面にETFEフィルムを強力に接合できるようになる注射器用パッキンの製法を提供する。【解決手段】ETFEフィルム1の片面に、大気圧プラズマ処理、シランカップリング剤の塗布、加硫剤含有未加硫エラストマー組成物の接触を順に行うことにより、ETFEフィルム1とエラストマー製シート2とからなる複合シート材3を得、そのETFEフィルム1側をキャビティ型4に対面させた状態で、コア型5を閉じプレス成形することにより、複合シート材3に注射器用パッキンとなる絞り部を形成する。キャビティ41には、中間部および底部に拡径部42が形成され、かつ深さHと入口径Dとの比が0.4〜5.0の範囲に設定されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
中間部および底部が外方向に膨らんでいる略カップ形であって深さと入口径との比(深さ/入口径)が0.4〜5.0の範囲に設定されているキャビティを有する一方の型と、型を閉じた状態で、先端が拡径している成形用棒状突起を上記キャビティ内に遊嵌させる他方の型とからなる成形型を準備するとともに、テトラフルオロエチレン-エチレン共重合体フィルムの片面を大気圧プラズマ処理により改質し、その改質面にシランカップリング剤を塗布した後、そのシランカップリング剤塗布面に、加硫剤が含有された未加硫エラストマー組成物を接触させることにより、上記テトラフルオロエチレン-エチレン共重合体フィルムとエラストマー製シートとからなる複合シート材を準備し、この複合シート材のテトラフルオロエチレン-エチレン共重合体フィルム側を一方の型のキャビティに対面させた状態で上記両型を閉じプレス成形することにより上記複合シート材に注射器用パッキンとなる絞り部を形成し、ついで、この絞り部を上記複合シート材から外して注射器用パッキンを得ることを特徴とする注射器用パッキンの製法。
IPC (1件):
A61M5/315
FI (1件):
A61M5/315
Fターム (7件):
4C066AA07 ,  4C066BB02 ,  4C066CC01 ,  4C066DD07 ,  4C066EE14 ,  4C066HH14 ,  4C066PP02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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