特許
J-GLOBAL ID:200903043600235466

助燃ガス切換え装置を備えた原子吸光分光光度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-292793
公開番号(公開出願番号):特開平7-120382
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 助燃ガス切換え時の燃料ガス流量増大を簡単な構成で検知できるようにする。【構成】 光検出器20の出力信号は演算増幅器22aに入力されて増幅され、演算増幅器22aの出力信号Voはコンパレータ24aに入力されて基準電圧Vrと比較され、基準電圧Vrを越えたときにコンパレータ24aから助燃ガスを切り換える信号がガスコントローラ14aに出力される。分析時のC2H2ガス流量に対応して演算増幅器22aのオフセット電圧を調整するためにD/Aコンバータ28が設けられており、D/Aコンバータ28はCPU26aがデジタルバルブ12aを介して分析時のC2H2ガス流量を調節する信号を入力し、その信号に対応して演算増幅器22aのオフセット電圧を作成する。そのオフセット電圧は分析時のC2H2ガス流量が増大すれば減少する方向に制御される。
請求項(抜粋):
フレーム式原子化部、測定光を原子化部のフレーム中へ放出する光源部、及びフレームを透過した測定光を検出する分光・測光部を備えた原子吸光分光光度計において、原子化部のチャンバへ供給する燃料ガスの流量を調節する流量調節手段と、前記チャンバへ供給する助燃ガスの種類を切り換える切換え手段と、原子化部のバーナからのフレームの光量を検出する光検出器と、その光検出器の出力信号を増幅する増幅手段と、増幅された光検出器出力を比較レベルと比較し、比較レベルを越えたときに前記切換え手段に切換え信号を送る比較手段と、分析時の燃料ガス流量が大きく設定されているときは前記増幅手段のゲインの低下、前記増幅手段のオフセット電圧の低下及び前記比較手段の比較レベルの引上げの少なくとも1つの調節を行ない、分析時の燃料ガス流量が小さく設定されているときは前記調節とは逆方向の調節を行なうとともに、助燃ガスの切換えに先立って前記流量調節手段により燃料ガスの流量を増大させ、助燃ガス切換え後に燃料ガスの流量を元にもどす切換え制御部とを備えた助燃ガス切換え装置を備えたことを特徴とする原子吸光分光光度計。
IPC (2件):
G01N 21/31 ,  G01N 21/72

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