特許
J-GLOBAL ID:200903043601188909

熱処理型アルミニウム合金製リング状部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-314459
公開番号(公開出願番号):特開平9-155647
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 溶体化処理後に残留応力除去のための冷間圧縮を行っても尚残るわずかな残留応力によっても変形することのない極めて精度及び歩留まりの良い熱処理型アルミニウム合金製リング状部品の製造方法を提供する。【解決手段】 従来の熱処理型アルミニウム合金製リング状部品の製造工程に先立って、予め前記冷間圧縮を行った後の前記リング状部材の断面の半径方向における円周方向の残留応力が引っ張り状態から圧縮状態に変化する残留応力ゼロの点から表面までの長さを求めて、前記仕上げ加工工程において前記リング状部材の内面および/または外面を前記長さ以上切削する。または、前記仕上げ加工工程にてリングの内面および/または外面を冷間圧縮後のリング幅の7%以上切削する。
請求項(抜粋):
熱処理型アルミニウム合金素材を用意する工程と、合金素材を熱間にてリング状部材に加工する熱間加工工程と、リング状部材を溶体化処理する溶体化処理工程と、溶体化処理されたリング状部材を半径方向に対して垂直方向から冷間圧縮する冷間圧縮工程と、冷間圧縮されたリング状部材を時効熱処理する時効熱処理工程と、時効熱処理されたリング状部材を切削加工により最終製品に仕上げる仕上げ加工工程と、を備えた熱処理型アルミニウム合金製リング状部品の製造方法において、仕上げ加工工程前に、予め冷間圧縮を行った後のリング状部材の断面の半径方向における円周方向の残留応力が引っ張り状態から圧縮状態に変化する残留応力ゼロの点から表面までの長さを求めて、仕上げ加工工程においてリング状部材の内面および/または外面を前記長さ以上切削することを特徴とする熱処理型アルミニウム合金製リング状部品の製造方法。
IPC (4件):
B23P 13/00 ,  B23P 25/00 ,  C22C 21/00 ,  C22F 1/04
FI (4件):
B23P 13/00 ,  B23P 25/00 ,  C22C 21/00 Z ,  C22F 1/04 A

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